PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

2005-01-01から1年間の記事一覧

4ADの25周年記念リリース・イベント

4ADが設立25周年だそうで、いろいろイベントやリリースがあるみたいです。当時はニューウェーブの変り種の一つみたいな感じだったわけですが、ゴシック・耽美派の音楽がかなりポピュラリティを獲得した今こそその先駆性が明らかになったという感じではありま…

難波弘之の「プログレを"聴く"プログレ裏ベスト10」

FM fan(1987年No.12)の特集「ポップス・ファンのための明るいプログレッシブ・ロックの楽しみ方」で難波弘之が「アート・ロック、ニュー・ロックの楽曲、アレンジ、ベスト10」「プログレを"聴く"プログレ裏ベスト10」なんてのを紹介しています。FM fanての…

KENSO清水義央・SOW難波弘之がTOSHIMI SESSIONで共演

ケンソー(KENSO)の清水義央(ギター)とセンス・オヴ・ワンダー(SENSE OF WONDER)の難波弘之(キーボード)が、永井敏己(ベース)のライヴセッションシリーズTOSIMI SESSIONで共演します。ドラムは元SOW、現KENSO・野獣王国の小森啓資。難波弘之と小森…

アンソニー・ロチェスター2ndはタスマニアのゆっくり流れる時間

タスマニアのマルチプレーヤー(というか単に宅録マニア?)アンソニー・ロチェスター(ANTHONY ROCHESTER)が、デビュー以来4年ぶりとなる2nd「MUSIC FOR LIBRARIANS」を発表しました。前作同様、心安らぐさわやかなエレポップになっています。タスマニアの…

シガー・ロスの冷たく深い海

シガー・ロス(Sigur Ros)4作目「Takk」。前作に続いて深く冷たい海を思わせる荘厳な響きを聴かせてくれます。深みというが凄みさえ感じる仕上がりです。とくに7曲目Milanoなどは、海底深くから海面(夜しかも月夜)に突き抜けるような感涙の名曲で、このア…

ブルーグラス女性ボーカルの頂点、アリソン・クラウス

ボーカリストでフィドル奏者のアリソン・クラウス(Alison Krauss)の一連の作品が女性ボーカルファン必聴となっております。 ブルーグラスというとなんだか、陽気なカントリーミュージックを勝手に想像してしまうのですが、フォークもカントリーもブルーグ…

三菱REALと集英社UOMOのCM音楽の共通点

加藤あいが出演している三菱電機「REAL」のCM曲が気になって調べてみたら、青空というCM音楽専門の製作会社の手がけていたもので、REALのCM曲の作曲者は米田望氏。この米田氏は集英社「UOMO」も手がけているのですが、実はこの曲もすごく気になって調べたけ…

韓国のドラマティックHRバンド、N.EX.T

韓国の聖飢魔II、N.EX.Tが昨年復活しスタジオ5作目となる「5集 The Return of N.EX.T Part III」を出していた模様(未入手、調べたらEURO ROCK PRESSにもレビューが載ってましたね)。N.EX.Tというと1997年発表の4作目「IV/Lazenca - a space rock opera」と…

「ゴッホの耳」来日していた・・・

スペインではかなりの人気のあるらしいグループ、ラ・オレハ・デ・ヴァン・ゴッホ(LA OREJA DE VAN GOGH=ゴッホの耳)、親しみやすいメロディと女性ボーカルのグループということで、なんとなくメカーノ(MECANO)を連想しますが、どうなんでしょう、実際…

元メカーノの歌姫アナ・トローハ3rd

80年代に日本でも人気を博したスペインのアイドルグループ、メカーノ(MECANO)のちょっとロリ声のボーカリスト、アナ・トローハ(ANA TORROJA)ですが、現在もソロ活動中でして、バンド時代にも勝るとも劣らぬ作品を発表し続けています。メカーノのピコピコ…

フィッシュマンズ、単独で復活ライヴ!

RISING SUNで復活公演を行っていたフィッシュマンズ(FISHMANS)がなんと単独での公演も!東京は11月22日渋谷AX。さらにライヴCD「いかれたBaby / 感謝(驚) / Weather Report」とDVD「若いながらも歴史あり 96.3.2 @新宿LIQUID Room」も発売とのこと。ベスト…

オールアバウトイヴのファンにフランス「オトゥール・ドゥ・リュシー」

1996年デビュー(活動開始は1992年)のフランスのギターポップバンド、オトゥール・ドゥ・リュシー(AUTOUR DE LUCIE)がなかなかよい感じです。ゴシック色も感じさせるニューウェイヴサウンドで、フランス語のボーカルがますますけだるさを感じさせます。フ…

ケンソーのライブ盤「Chilling Heat」

2004年のCLUB CITTAでの公演を収録したライブアルバム。ライブ作品はビデオやDVDを入れると通算12作目になるのかな? 現役バンドとしても世界最高峰に位置する日本が世界に誇れるすばらしいプログレバンド(単にロックバンドとしても)だと思いますし、最新…

足立祐二がデッドエンド再結成に意欲?

8月31日発売の雑誌EURO ROCK PRESS26号に足立祐二の新作発売に当たってのインタビュー記事が掲載されています。そのなかでデッドエンド(DEAD END)再結成の可能性について問われ「メンバーが『何かやろうか』という気になれば、すぐに話が進む状況にあると…

ジェーン・レルフ好き

アイオナ(IONA)、コアーズ(CORRS)、オール・アバウト・イヴ(ALL ABOUT EVE)、クラナド(CLANNAD )、ルネッサンス(RENAISSANCE)・・・女性ボーカルを擁した人気グループは数あれど、哀愁を侘び寂びを感じさせもっとも心に奥深く染み込む曲を演奏して…

湊雅史・岡垣正志がサポート、足立祐二ソロ新作発表

足立祐二(YOU)が十数年ぶりに2ndとなるソロアルバム「You's Alien」を発表しました。DEAD END時代からの盟友湊雅史がドラムで全面的に参加しているほか、元TERRA ROSAで最近もJIL'S PROJECTで共演している岡垣正志がキーボードをプレイしています。 TERRA …

いま改めて衝撃の空手バカボン

ほぼリアルタイムで聞いてきて、既発のベストCDも持ってはいたのですが、改めて今回の「空手バカボン ナゴムコレクション」を聞くと、空手バカボンの凄さを感じてしまいます。チープな宅録トラックをバックに意味不明な詞の歌というか奇声・・・。しかしこの…

プログレファンは重実徹のオルガンを聴け

Nelson Super Projectのオルガンの大曲「Dadly」の作曲者で、同曲で難波弘之との壮絶なキーボードバトルも聞かせてくれるのが重実徹です。でも一般的には山下達郎やチャゲ&アスカ、kiroroの作品に参加しているアレンジャー、キーボードプレイヤーとして有名…

ロカンダ・デッレ・ファテの名盤シングル

イタリアンロックの名作として名高いロカンダ・デッレ・ファテ(LOCANDA DELLE FATE)の「妖精(Force Le Lucciole Non Si Amano Piu)」ですが、実際その通りと思うものの、シングル「New York」も好きです。と言っても、現在発売中のCDにはこのシングル収…

スターレスの新ボーカル荒木真為の本業ジークフリードを聞く

私は全面的に買っている再結成スターレス(Starless)のボーカル荒木真為ですが、本業はメタルバンドジークフリード(Siegfried)のボーカルでして、2002年発表のアルバム「Remains」を聴いてみました。まあ、そりゃスターレスではないのでスターレスではな…

bunkamuraモロー展にゆく

モローは日本でも画集が多数出版されていますし、一部の作品は日本の美術館でも所蔵していますから、作品に触れる機会そのものは比較的多い画家ではあります。大規模なモロー展も数年に一回くらいはやっているような気がしますが、今回もまたパリのモロー美…

ラヴロックのお買い得盤~ラ・ボッテガ・デッラルテのベスト

イタリアのラヴロックというとまずイ・プーの名が思い浮かびますが、ラ・ボッテガ・デッラルテ(LA BOTTEGA DELL'ARTE)も実力的には引けをとらないすばらしいグループです。1stと、名作の誉れ高い2ndは過去に国内や韓国(si-wan)でもでもCDがリリースされ…

フェイレイ渋谷AXライブ

FAYRAY COVERS Live House Tour 2005の東京公演が8月12日に渋谷のライブハウスSHIBUYA AXで開催されましたのででかけてまいりました。もともと好きだったフェイレイ(Fayray)ですが、今回は6月に発表したカバー曲だけを集めたアルバム「COVERS」中心のライ…

大人の休日CM曲、ケイト・セント・ジョン&ロジャー・イーノ再発

JR東日本の大人の休日のCM(吉永小百合が出演してます)で気になっている人も多いのではないでしょうか? ヴァージニア・アストレー(Virginia Astley)などにも通じるしっとりとした女性ボーカルの曲です。 歌っているのはケイト・セント・ジョン(Kate St.…

ネルソン・スーパー・プロジェクトを聴こう!

2002年にアルバムを発表しその後ツアーも行ったスーパーグループ、ネルソン・スーパー・プロジェクト。もともと山下達郎のツアーメンバーが一時的に集まって作ったグループで、パーマネントな活動は予定されていなかったのでしょうが、いまのところ唯一の作…

名曲!鈴木賢司「輝ける7つの海をこえて」をダウンロード

ギタリスト鈴木賢司の「輝ける7つの海をこえて」という曲が好きです。もう20年前の曲なのですが、タイトルどおり大海原を眼下に雲ひとつない青空の中を突き進んでゆくような、まさに胸がすくような名曲です。フュージョン、ハードロック、プログレッシヴロッ…

ペンドラゴンの再発売デビュー作は立派なプログレ古典

新作の発表も近いイギリスのプログレッシヴロックバンド、ペンドラゴン(PENDRAGON)の1985年発表のデビュー作「THE JEWEL」が、デジタルリマスター+ボーナストラック+ジャケットデザイン変更で再発売されました。当時は、ジェネシスのフォロワー的な扱い…

田中理恵といえばラクス・クラインなわけですが歌もなかなか

田中理恵といえばガンダムSEEDのラクス・クラインなどで有名な声優ですが、シンガーとしてなかなかな作品を発表していると思います。 「24 wishes」しか聴いてないのですが、曲のバリエーションも、パフォーマンスのバリエーションも豊富で、彼女の多彩な魅…

ケイト・ブッシュ新作が10/27発表!

1978年にピンクフロイドのデイヴ・ギルモアのプロデュースによる「KICK INSIDE」で衝撃的でアルバムデビューを飾り、イギリスの女性ロックアーティストとしての名声を欲しいがままにしたケイト・ブッシュが、12年ぶりとなるアルバムをいよいよ10/27に発表す…

アエラがまたやらかした~!! 今度は厚見玲衣・清水義央対談

アエラがまたやらかしてくれました。増刊として発行されたAERA in ROCK IIで「プログレ名盤解析」と題して6ページにもわたる厚見玲衣・清水義央対談を掲載しております。 前号でメロトロンをまるまる1ページ取り上げていたのも衝撃的でしたが、今度は6ページ…