PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

2007-01-01から1年間の記事一覧

ビアギッテ・ルゥストゥエア7枚組ボックスセット

デンマークの女性歌手ビアギッテ・ルゥストゥエア(BIRGIT LYSTAGER)の7枚組ボックスセット「MINE SANGE」。レア盤シングル曲なども含め全85曲収録というまさに集大成的なセットです。 内容的には「ソフトロック、ボサノヴァ・ファンから女性ヴォーカル・フ…

アジムス1st

ブラジルのフュージョングループ、アジムス(Azymuth)というと私にとってはNHK FMの「クロスオーバーイレブン」のオープニングテーマ曲「フライ・オーバー・ザ・ホライズン(Fly Over The Horizon)」。まだ子供だった私にとって、夜中の11時に部屋で一人で…

シネマート六本木にてATG特集!!

六本木のminiシアター、シネマート六本木で11月3日よりATG特集を開催。大物ゲストを招いてのイベントも開催予定のようで、これはかなり楽しみです。ATGは当時は邦画の前衛的な作品群のイメージがありますが、いまとなっては古典的名作。DVD等でも簡単に見ら…

ナチコ(Nachiko、舘岡奈智子)1st「薬屋の娘」

Nachiko(舘岡奈智子)という謎のシンガーのデビューアルバム「薬屋の娘」(1980年)。しっかりメジャーからアルバムをリリースしているアーティストに対し「謎」とは失礼な話ですが、逆にメジャー(しかもEPIC)からのリリースにもかかわらずこれまでCD化も…

ドゥイージル・ザッパのインタビュー

フランク・ザッパ(FRANK ZAPPA)の息子ドゥイージル・ザッパ(DWEEZIL ZAPPA)のインタビュー記事が、ストレンジデイズ12月号に掲載されています。 ZPZ(ZAPPA PLAYS ZAPPA)の来年1月の来日公演が決定したことに合わせての記事で、たったの3ページ(本文は…

イリュージョンのジム・マッカーティのソロ

ジム・マッカーティ(Jim McCarty)といえば、ヤードバーズ(Yardbirds)、ルネッサンス(Renaissance)、イリュージョン(Illusion)などの主要メンバーですが、私にとってはイリュージョンのジム・マッカーティと言うのが一番しっくり来ます。ヤードバーズ…

デヴィッド・ルイスのソロ

アンドウェラ(ANDWELLA)のリーダーとして有名なデヴィッド・ルイス(DAVID LEWIS)が、50枚限定(!)でリリースしたというソロアルバムが「Songs of David Lewis」であります。オリジナルのレコードは何十万円もの価格で取引されていたもの。2003年にCD化…

エキシビジョン(ExhiVision)2ndがめでたくリリース

9月発売予定だったエキシビジョン(Exhivision)の2ndアルバム「Overexposure」、諸事情で発売が延期されておりましたが、めでたく10月7日にリリースされました。アルバム発売を記念した全国ツアーが4日初台ドアーズを皮切りに始まってますが、会場では4日か…

パイロット3rd「モーリン・ハイツ」

11月17日にクラブチッタでの初来日公演が予定されているパイロット(PILOT)ですが、「MORIN HEIGHTS」は1976年発表の彼らの3rdアルバムです。クイーン(Queen)のプロデューサーとしても知られるロイ・トーマス・ベイカー(Roy Thomas Baker)がプロデュー…

マニア度高いぞ「幻の名盤叢書 プログレッシヴ・ロック」

シンコーミュージックの新シリーズ「幻の名盤叢書」、第一弾はなんと(というより言うまでもなく、か)「プログレッシヴ・ロック」。写真付のコレクター宅訪問とか、「プログレ幻盤の四半世紀を検証する」対談とか、難波弘之の書き下ろしプログレ小説まで掲…

70年代の関西プログレシーンを知らしめるオムニバス

1991年7月にMADEN IN JAPANレーベルより発売された、70年代の関西のアンダーグラウンドプログレッシヴロックバンドを収録したオムニバス「70's WEST JAPANESE ROCK SCENE」。大阪では数多くのプログレバンドが活動していますが、本当の意味でのパワーが感じ…

’87センスオヴワンダー@晴れたら空に豆まいて

難波弘之、小室和幸(和之)、小森啓資による'87センスオヴワンダー(Sense of Wonder、略してSOW)のライヴが10月1日に代官山のライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」にて開催されました。「'87」の冠詞付きとはいえ現役バンド(現メンバーは難波のほかは、…

エキシヴィジョン2ndが突如発売延期

9月26日に発売予定だったエキシヴィジョン(ExhiVision)の2nd「OVEREXPOSURE」が突如発売延期になっていました。エキシヴィジョンは、永井敏己(b)、和田アキラ(g)、長谷川浩二(Dr)、難波弘之(Kb)と、日本のロック、フュージョン界を代表する豪華メ…

ブラジルのリザーズ2000年作

サグラドのギタリスト、Augusto Renn??がベースのAdriano、ドラムのAndr??のCampagnani兄弟と結成したトリオ、リザーズ(Lizards)による2000年リリースの作品「Kunk」。「サグラドの」という枕詞をついつけてしまいますが、サウンド面ではサグラドとの共通…

軽快なシンフォニックハードロック、グレアム・エッジ・バンド

Graeme Edge Bandはムーディブルース(Moody Blues)のドラマー、Graeme Edgeのソロプロジェクトで、「Kick off Your Muddy Boots」は1975年リリースの1stアルバム。親しみやすいキャッチーなメロディで全体的にもいい意味での軽さの漂う作品。ドラマーがリ…

ツェッペリン再結成ライブ応募2000万人

レッドツェッペリン(Led Zeppelin)は、メロトロンを効果的に使った曲が好きで結構よく聴いてました(久しく聴いてませんが)。今回の再結成公演では、おそらく本物のメロトロンが使われることはないでしょうが・・・。

アンディティは暑苦しくないインドネシアポップス

インドネシアの歌モノはイタリアともスペインともちょっと違う熱い(暑い?)演歌調バラードが特徴だと思っていて、そこが好きな理由でもあります。 インドネシアの女性シンガー、アンディティ(Andity)の2007年リリースのアルバム「Beda」はしかしあまり暑…

仏オルガンプログレの名盤エデン・ローズ紙ジャケ再発

JEAN PIERRE ALARCEN関連作が9月25日に4枚一挙に紙ジャケCDで再発されます。SANDROSE、ソロ1stと2nd、そしてEDEN ROSEです。ソロは1st&2ndのカップリングも出ていますし、いずれもこれまでCD化されており、現在も入手困難なものではないです。 悩みどころは…

猪野秀史ライブ映像ネットで公開中

エレピ奏者、猪野秀史(INO Hidefumi)のライブ映像がスペースシャワーTVのサイトで公開中。→ココ 13分42秒の比較的長尺。2007年6月3日 長野県木曽郡木祖村で行われたイベントTAICO CLUBでのライブの模様。ミラクルです!! tenement.jp|猪野秀史(INO hidefu…

ヴァシュティ・バニヤン2枚組レアトラック集リリース

ヴァシュティ・バニヤン(VASHTI BUNYAN)のシングル曲やデモを集めたレアトラック集「SOME THINGS JUST STICK IN YOUR MIND:SINGLES AND DEMOS 1964-1967」が2枚組でリリースされるもよう。10月10日発売予定の日本盤にはさらに4曲ものボーナストラックが追…

ツァー唯一作はなかなかキャッチーなポップアルバムではないか?

1970年発表のツァー(Czar)の唯一のアルバム。プログレと言うよりはサイケの文脈で語られることが多かったことや、まったく期待感のないジャケットからも、これまで購入意欲がわかなかったのですが、英SUNBEAMからボーナストラック入りリマスター盤がリリー…

シャッグスはテニスコーツのルーツなのか?

1969年リリースのシャッグス(SHAGGS)の1st「PHILOSOPHY OF THE WORLD」が紙ジャケにて再発。 これを好きといえるのかどうかが、音楽の踏み絵というか、自分の音楽観を試されてるかのような、おそるべき存在感を示すアルバムです。というよりそんなことを言…

足立祐二も参加、ジルズプロジェクト新作

日本のメタルバンドで好きなのは、デッドエンド(DAED END)、サブラベルズ(SABBRABELLS)、テラローザ(TERRA ROSA)なんですが、そのテラローザを率いていたキーボーディスト岡垣正志のソロプロジェクトがジルズプロジェクト(Jill's Project)です。 6月…

アンドレ・マトスのソロプロジェクトデビュー作が日本先行発売

ヴァイパー(VIPER)、アングラ(ANGRA)、シャーマン(SHAMAN)といった様式美系メタルバンドをキーマンとして渡り歩いてきたブラジルのボーカリスト、アンドレ・マトス(ANDRE MATOS)が、自身の名を冠したバンド名義のデビュー作をリリース。8月22日に日…

名盤、ストレンジデイズの唯一作

ストレンジデイズ(STRANGE DAYS)が残した唯一のアルバムが「9 parts to the wind」。シングルの2曲をボーナストラックに加えてリマスタリングしての初CD化です。 ストレートとは言えないもののキャッチーで親しみやすいポップな曲調と、多彩で華麗なキーボ…

シンガポールのシューゲイザーバンド、ファニチュア

シンガポールのバンド、ファニチュア(furniture)が、ベルギーのレーベル、planet of soundからリリースしたデビューアルバムが「twilight chases the sun」。HMV店頭で衝動買い。シューゲイザーやニューウェィブのいいとこ取りみたいなサウンドは聴いてい…

キース・レルフがプロデュース、ハンター・マスケット2nd

リチャード・ヒューソンのアレンジによる美しいストリングスと素朴なフォークサウンドの調和が魅力の1stとくらべると、この2ndでは幾分かエレキギターの多用でロック色も強めつつ楽曲の洗練度も増しているような印象も受けます。 プロデュースはヤードバーズ…

ラー・バンドのベスト盤とハンター・マスケットどうつながるか

このたびめでたくCD再発となったハンター・マスケットのレア盤1stからのつながりでラー・バンド(RAH BAND)というものを聴いてみたのですが、この二つをつなげるのはずいぶん無理があるな、と思うのは聴いた後でして、同じ人が関わった音楽といってもまるで…

やはりヘタウマDr.Strangely Strangeの2nd

最近未発表音源集「HALCYON DAYS」がリリースされたばかりのドクター・ストレンジリー・ストレンジ(Dr.Strangely Strange)ですが、いままで聴いたことがなくて、初めて2nd「Heavy Petting」を聴いてみました。ロジャー・ディーンが手がける変形ジャケット…

ストリングスが光るハンター・マスケット1st再発

ハンター・マスケット(HUNTER MUSKETT)の1st「EVERY TIME YOU MOVE」が再発されました。CD、LPでの同時発売という懲りようで、発売元のlilithはなんとロシアのレーベル。最近マニア作の再発を次々行っているもよう。 このアルバムの良さは、私はストリング…