PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

2009-01-01から1年間の記事一覧

トライ・オフェンシヴ1stメロディアス超絶ジャズロック

現在ツアー中のトライ・オフェンシヴ(TRI-OFFENSIVE)が先月リリースしたデビューアルバムがなんだかものすごい完成度でびっくり。ユーロロックプレスの小森啓資のインタビューを読んで、小森氏の新バンドで、ベースがプリズムの岡田治郎、ギターは新人なが…

菊地成孔ダブセクステットライブ盤

菊地成孔ダブセクステット(NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET)の2008年7月から9月の3回の公演から収録したライブ盤「IN TOKYO」。菊地成孔は、ティポグラフィカ(Tipographica)などプログレ境界領域での活動も長く、名前は知ってはいましたが、しっかり聴いた…

ジュリアンヌ・リーガン参加のエデンハウス1st

フィールズ・オヴ・ネフィリム(Fields Of The Nephilim)のトニー・ペティット(Tony Pettitt)、ピンクフロイドの音響エンジニアのアンディ・ジャクソン(Andy Jackson)らが結成したゴシックロックバンド、エデンハウス(Eden House)が今春リリースした1…

ページェントセルフカバー、ゴートゥーホンコンDVD

元ページェント(PAGEANT)の中嶋一晃が率いるゴートゥーホンコン(Go To HongKong)が2008年11月29日に大阪心斎橋SOMAで開催したライブを収録したDVD「初陣大演唱會」がリリースされました。 このDVDの見どころ聴きどころはつ3つ・ページェントのセルフカバ…

ティンガーラの2008年作「組曲~命の森~」

ティンガーラ(Tingara)が自らのレーベル「天河銀河レーベル」から2008年8月にリリースした第一弾が「組曲~命の森~」。サウンドは現代的でありながら、なぜかノスタルジアを感じさせる作風は前作からの延長上とはいえ、何度聴いても聴きあきない魔的な魅…

筋少最高傑作「SISTER STRAWBERRY」

筋肉少女帯の評価は難しいと思いますが、個人的には三柴江戸蔵(エディ)在籍時が最も好きな時代で、アルバムで言うとメジャーデビュー作である「仏陀L」続く2nd(ミニ)アルバム「SISTER STRAWBERRY」の2枚、さらにあえて1枚と言うならばギターに横関敦が参…

デッドエンドの最高傑作「DEAD LINE」

インディーズに1枚、メジャーにスタジオ3枚、ライブ盤1枚(当初2枚組で再発時に1枚ずつに分割)のアルバムを残したデッドエンド(DEAD END)。メジャーデビュー作「GHOST OF ROMANCE」はBURRNでジャパメタナンバーワンアルバムとの評価を受けていたりもしま…

デッドエンド再結成、8/15にライブ!!

デッドエンド(DEAD END)が19年ぶりに再結成し、8月15日のライブイベント「JACK IN THE BOX」に登場するそうです!! メンバーは1990年の解散時のMORRIE(Vo)、YOU(G)、CRAZY COOL JOE(B)、MINATO(Dr)の4人。2005年に2ndソロアルバムを発表した当時のY…

筋少初期アルバム再発!!

筋肉少女帯の初期アルバム「仏陀L」「SISTER STRAWBERRY」が7月22日にデジタルリマスタリングで再発されます!! いずれも1988年リリースの作品でCDでも発売されてはいるものの、なぜか永く廃盤が続いていて中古市場でも高値取引されていたもの。もっとも、高…

2009年上半期で一番聴いたのはラウンド・テーブル

2009年1-6月で一番聴いたアルバムはラウンド・テーブル・フィーチャリング・ニノ(Round Table feat. Ninoが2008年末にリリースしたアルバム「Distance」でした!アニメ「アリア」でお馴染みの曲も含む、どこか切なくも癒される名アルバムです。ある一時期、…

日本のプログレバンド、トゥルース・アンド・リアリティ

2007年から活動している日本のプログレバンド、TRUTH AND REALITY(トゥルース・アンド・リアリティ)。これまですでに2枚のアルバム(CDR)「TRUTH AND REALITY I」「TRUTH AND REALITY II」をリリースし、ライブも活発に行っているようです。POSEIDONのPRO…

ケルト風スパニッシュバンド、エル・ スエニョ・デ・モルフェオ

メカーノ(MECANO)やラ・オレハ・デ・バン・ゴッホ(La Oreja de Van Gogh)のように、ずばりプログレではないけどプログレファンの心をくすぐるバンドが時々スペインにいます。このエル・ スエニョ・デ・モルフェオ(EL SUENO DE MORFEO)もそんなバンドの…

シルバーアップルズが7月3日に来日公演!!!

シルバーアップルズ(Silver Apples)が来日するそうですよ。7月3日、代官山のクラブUNITにて。バッファロードーター(Buffalo Daughter)ほかとの競演も。この日は夜に先約あるんですが、行きたい! 22:00オープンてことなんですが、実際の演奏は何時くらい…

UKZはUKだったか?@九段会館

見ない後悔、見る後悔、いろいろありますが、エディ・ジョブソン(EDDIE JOBSON)率いるUK、じゃなくてUKZの日本ツアー初日となる6月8日の九段会館ライブはさてどっち? UKのサウンド面をプロデュースしていたのはジョブソンだったようですが、にもかかわら…

小森啓資のトライ・オフェンシヴ、アルバムデビュー

プログレ界ではセンス・オヴ・ワンダー(SENSE OF WONDER)やケンソー(KENSO)のドラマーとして知られる小森啓資がギター菰口(こもぐち)雄矢、ベース岡田治郎とともに結成したインストプログレバンド、トライ・オフェンシヴ(Tri-Offensive)が、6月24日…

イングランド新作アルバムデモ限定CD-R

イングランド(ENGLAND)がなんと来年新作アルバムをリリースするそうです。それに先立ってのデモCD-R「Box Of Circles - Taster」をイギリスでのライブ会場限定販売でリリースし、日本の専門店にも入荷していました。CD-Rの盤面にタイトルが手書きされたう…

岸倫仔4th「Go Places! Linnko!」

岸倫仔の前作から1年足らずでリリースされた4th「Go Places! Linnko!」。またしてもアルバム発売記念ライブには行き損なって残念ですが、アルバムの完成度は高くていい感じ。バックは榊原大(Gクレフ、Kb)、鈴木直人(G)、川崎哲平(B)、波多江健(Dr)と…

ありそうでなかった?ディスクガイド「アシッド・フォーク」

プログレもそうですがアシッドフォークって定義がもっとあいまいな気がします。bounce.comのdi<s>ctionary連載第2回によれば「60年代後半~70年代半ばまでの〈サイケデリック感覚を内包した異端のフォーク〉」だそうです。そんなアシッドフォークですが、ありそ</s>…

書籍「証言! 日本のロック70‘’s」

2007年~2008年に新橋のライヴバーZZで行われたトークセッション「70年代日本のロックを語ろう」の最初の4回を収録した「証言! 日本のロック70's」が発刊されました。PANTA(頭脳警察、exPANTA&HAL)、難波弘之(Sense of Wonder、ex.金子マリ&バックスバ…

UKZデビューEP「Radiation」

UKZの来日公演が実現するということで、遅まきながら4曲入りデビューEP「Radiation」を聴いてみました。リリース直後にCD店で試聴したときの第一印象が「うーん、こりゃUKっていうよりメタルクリムゾンだな」で、そのときは買わなかったんですが、ちゃんと聴…

ジェネシスマニア必携「GENESIS Files Xcellent-1DX」

ジェネシスの各年代のライブや未発表曲(未発表テイク)は、アナログ時代はもちろんCD時代初期(1995年ころ)までは、ブートでしか味わえない世界であったわけですが、1996年にオフィシャルで「Genesis Archive Vol.1 1967-1975」がリリースされたこともあり…

シブヤ系純粋培養のラウンドテーブルが新作アルバム発表

かつてシブヤ系というジャンルの音楽がありまして、必ずしも音楽のスタイルを示したものでもなく、その定義はあいまいなのですが、、その代表グループとされていたフリッパーズギターやピチカートファイヴもいまはなく、もはや懐メロと化している感もありま…

ユーロックスが再結成、セルフカバーの新作を発表

アニメファンには「機甲界ガリアン」の主題歌を手掛けたことなどで知られ、中森明菜ファンには異色作「不思議」を共同プロデュースしたことで知られるバンド、ユーロックス(EUROX)。、ギタリストの栗原務が知る人ぞ知るプログレバンド、グリーンの元メンバ…

ソ連プログレ、アルテミエフの代表作が再発

ソ連を代表するプログレ大作、エデゥアルド・アルテミエフ(EDUARD ARTEMIEV)とブーメラン・アンサンブル(BOOMERANG EMSEMBLE)の「WARMTH OF EARTH」が再発売されています。エデゥアルド・アルテミエフは、「ソラリス」をはじめとするタルコフスキーのサ…

栗原務のユニット、Llu7の2ndアルバム

ギタリスト栗原務とキーボードの梅垣ルナによるインストユニットLu7は、2002年に「efflorescence 」でデビューし、2005年リリースの2nd「L'esprit de L'exil」は現時点での最新作。栗原務はグリーンやユーロックスでの活躍が一部のプログレファンには名を知…

KARFAGEN関連バンドSUNCHILD2nd

ウクライナのシンフォニックバンドKARFAGENを率いるAntony Kaluginの別プロジェクトがSUNCHILDの、デビュー作「The Gnomon」に続いて2009年にリリースされた2ndが「The Invisible Line」です。KARFAGENがインストで本格シンフォの王道だったのに対し、SUNCHI…

メディアヴォーロの夢想サウンド

フランスのロックバンド、メディアヴォーロ(Mediavolo)にすっかりはまってしまっています。ザビエル・レコードがポッドキャストを始めた時、いやな予感(?)がしたものですが、予想通り術中に嵌りました。3/17公開のポッドキャストで特集されていたメディ…

スチュワート&ガスキン来日公演@月見ル君想フ

スチュワート&ガスキン来日公演を青山のライブハウス「月見ル君想フ」で聴いてきました。18年ぶりの新作を引っ提げての7年ぶりの来日公演。「100人くらいのハコで3日間でも300人くらいがマックスでしたが、前売りでも14000円というのが祟ったか、ソールドア…

スチュワート&ガスキン18年ぶり新作「Green and Blue」

デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキン(DAVE STEWART & BARBARA GASKIN)が18年ぶりの新作「Green and Blue」をリリースしました。デイヴ・スチュワートはハットフィールド・アンド・ザ・ノース、バーバラ・ガスキンはスパイロジャイラと、プログレファ…

サブラベルズ1st無事CD再発されました

ついにサブラベルズ(Sabbrabells)の幻の1stアルバムがCD化されました。思えば、昨秋、ドゥーム(DOOM)やジュラシック・ジェイド(Jurassic Jade)など全6作品が12月に再発されるということが決定したものの、発売日の延期、ドゥームの発売中止、ジュラシ…