#洋楽
美術手帖2012年9月号の奈良美智特集の中で本人が影響を受けたというレコードジャケットが紹介されていますが、9枚のうち3枚がプログレ。少年ナイフなどレコードジャケットも手掛けている奈良美智ですがプログレ系アーティストのものはなかったはずで、原点に…
タワレコフリー誌「bounce」ネタでもうひとつ。 再発CDを面白おかしく紹介する連載「トレジャーハンターK」、第25回目の今回は「クラウト師弟」と題してジャーマンロックの特集です。AMON GURUなんて、冗談かと思ったら、そんな夢の(悪夢の?)スーパーグル…
3月9日にも一度書いたのですが(コアーズのアンドレアのソロデビュー作が6月リリース)、コアーズ(Corrs)のボーカリスト、アンドレア・コアーのソロアルバム「10 Feet High」が6月18日に発売されます(国内盤は6月27日)。amazonでは5月28日リリースなどと…
コアーズ(Corrs)のリードボーカル、アンドレア(Andrea)が6月4日にソロデビューアルバム「10 Feet High」をリリース! ソロアルバムの制作に入っていることは昨年から伝えられていたようですが、発売日と正式タイトルが決まったのですね。全11 曲入り、ス…
ブルーグラスのアリソン・クラウス(ALISON KRAUSS)のベスト盤「HUNDRED MILES OR MORE : A COLLECTION」が4月3日にリリース。バンドUNION STATIONの最新作でもリリースが2004年なので、そろそろ新作が聴きたいところでもあります。ブルーグラスといっても…
プログレファンのみならず多くのロックファンを魅了し、今もなお伝説的に語り継がれる英国のロックバンド、オール・アバウト・イヴ(ALL ABOUT EVE)のCD2枚組+DVD『Keepsakes』が発売されます! CDは新録含む36曲、DVDはPVとTV出演時のライブ映像など計23…
なんとあのイングランド(ENGLAND)が再結成して来日公演までするということで、チケット買ってきました。公演そのものへの期待はあまり高く持たないようにしているので、どっちかって言うと当日会場で配布されるという未発表曲のCD欲しさです。 この手の往…
カイパ(Kaipa)の初期3枚リマスター盤と、アンリリーストマテリアル、ライブ各1枚の計5枚からなるボックスセット「The Decca Years 1975-1978」が発売されました。初期3枚は持っているという人も(私もそうです)国内盤は6500円で輸入盤なら5000円台ですか…
12月10日秋葉原dressにて、難波弘之率いるセンス・オヴ・ワンダー(Sense of Wonder)の、東京では今年3回目のライブ。何年もライブがない年が続いた時期もあるだけに、年3回もチャンスがあるなんてなかなか幸せな気分ではあります(もっとも7月の初台doors…
レインボー、イングヴェイ、ドリームシアターもかな、様式美メタルといわれる海外の有名バンドも多数いて、日本のグループも多かれ少なかれそれらの影響を受けているのは間違いないと思うのですが、オリジナルとはどうもちょっと違う。私は海外のオリジナル…
タワーレコードのフリー誌「bounce」12月号のインタビュー記事で、ダークネス(THE DARKNESS)のボーカル、ジャスティン・ホーキンスが面白いことを言っています。 「コールドプレイが3枚も同じようなアルバムを作ったいま、彼らのファンだっていい加減ウン…
台湾のアイドル孫燕姿(スン・イェンツー)の9枚目のアルバム「完全的一天」が10月に出ていたようです。 2001年に出た3rd「風箏」を聴いて以来のファンですが、すでにそのときから楽曲、歌唱力とも単なるアイドルのレベルをはるかに超えていて、良質な女性ボ…
インドネシアには行ったことがありませんが、なぜかインドネシアの音楽は結構好きで、いつのまにやらCDも数十枚集まってしまいました。もともとは、クリシェ(CHRISYE)やデワ(DEWA)などのプログレを聴いていたのですが、インドネシアはポップスもかなり響…
ケイト・ブッシュ(KATE BUSH)の新作「AERIAL」を聴きました。「REDSHOES」以来12年ぶりとなるアルバムで2枚組の聴き応えある内容。きわめて現代的なアプローチの洗練された作品で、なおかつ「さすがは」「やっぱり」ケイト・ブッシュと思わせる彼女の個性…
ペンドラゴン(PENDRAGON)の新作(と言っても出たのは8月だが)「BELIEVE」ですが、リマスター再発売された1stを聴いた直後だったせいか、あれ?ちょっと変だな、と最初思いました。そういえば最初にジャケット見たときの印象も、いつものペンドラゴンらし…
クイーンズライチ(Queensryche)が来年発表予定の新作が、88年発表の3rdでハードロック史上名作の誉れ高い「オペレーション・マインドクライム」の続編となるそうです。既に一部楽曲が試聴可能ですが、発売が待たれます。「オペレーション・マインドクライ…
個人的には2004年デビューのバンドではピカイチと思っているのがキーン(KEANE)。ギターレスのスリーピースで、ピアノメインでコールドプレイなんかにも通じる物悲しいサウンドを奏でます。昨夏FUJI ROCK出演のために来日し、東京でも恵比寿のliquidroomで…
スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)がライブアルバム「LIVE」なんてのを8月に出していました。なんかジャケットデザインといい、インナーといい、チープなつくりでまるで海賊盤みたい。ここ数年は良くも悪くも円熟の領域で、ライブの質も高い…
もう、15年以上前、フランスのプログレバンド、アトール(ATOLL)がなんと来日して公演を行ったときのこと。叙情派プログレの名演が聴けると思いきや、再結成だったせいかちょっと現代風で、いちおう「夢魔」とかやったけどなんか期待していたアトールじゃな…
4ADが設立25周年だそうで、いろいろイベントやリリースがあるみたいです。当時はニューウェーブの変り種の一つみたいな感じだったわけですが、ゴシック・耽美派の音楽がかなりポピュラリティを獲得した今こそその先駆性が明らかになったという感じではありま…
タスマニアのマルチプレーヤー(というか単に宅録マニア?)アンソニー・ロチェスター(ANTHONY ROCHESTER)が、デビュー以来4年ぶりとなる2nd「MUSIC FOR LIBRARIANS」を発表しました。前作同様、心安らぐさわやかなエレポップになっています。タスマニアの…
シガー・ロス(Sigur Ros)4作目「Takk」。前作に続いて深く冷たい海を思わせる荘厳な響きを聴かせてくれます。深みというが凄みさえ感じる仕上がりです。とくに7曲目Milanoなどは、海底深くから海面(夜しかも月夜)に突き抜けるような感涙の名曲で、このア…
ボーカリストでフィドル奏者のアリソン・クラウス(Alison Krauss)の一連の作品が女性ボーカルファン必聴となっております。 ブルーグラスというとなんだか、陽気なカントリーミュージックを勝手に想像してしまうのですが、フォークもカントリーもブルーグ…
韓国の聖飢魔II、N.EX.Tが昨年復活しスタジオ5作目となる「5集 The Return of N.EX.T Part III」を出していた模様(未入手、調べたらEURO ROCK PRESSにもレビューが載ってましたね)。N.EX.Tというと1997年発表の4作目「IV/Lazenca - a space rock opera」と…
スペインではかなりの人気のあるらしいグループ、ラ・オレハ・デ・ヴァン・ゴッホ(LA OREJA DE VAN GOGH=ゴッホの耳)、親しみやすいメロディと女性ボーカルのグループということで、なんとなくメカーノ(MECANO)を連想しますが、どうなんでしょう、実際…
80年代に日本でも人気を博したスペインのアイドルグループ、メカーノ(MECANO)のちょっとロリ声のボーカリスト、アナ・トローハ(ANA TORROJA)ですが、現在もソロ活動中でして、バンド時代にも勝るとも劣らぬ作品を発表し続けています。メカーノのピコピコ…
1996年デビュー(活動開始は1992年)のフランスのギターポップバンド、オトゥール・ドゥ・リュシー(AUTOUR DE LUCIE)がなかなかよい感じです。ゴシック色も感じさせるニューウェイヴサウンドで、フランス語のボーカルがますますけだるさを感じさせます。フ…
アイオナ(IONA)、コアーズ(CORRS)、オール・アバウト・イヴ(ALL ABOUT EVE)、クラナド(CLANNAD )、ルネッサンス(RENAISSANCE)・・・女性ボーカルを擁した人気グループは数あれど、哀愁を侘び寂びを感じさせもっとも心に奥深く染み込む曲を演奏して…
イタリアンロックの名作として名高いロカンダ・デッレ・ファテ(LOCANDA DELLE FATE)の「妖精(Force Le Lucciole Non Si Amano Piu)」ですが、実際その通りと思うものの、シングル「New York」も好きです。と言っても、現在発売中のCDにはこのシングル収…
FAYRAY COVERS Live House Tour 2005の東京公演が8月12日に渋谷のライブハウスSHIBUYA AXで開催されましたのででかけてまいりました。もともと好きだったフェイレイ(Fayray)ですが、今回は6月に発表したカバー曲だけを集めたアルバム「COVERS」中心のライ…