PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

#洋楽

大人の休日CM曲、ケイト・セント・ジョン&ロジャー・イーノ再発

JR東日本の大人の休日のCM(吉永小百合が出演してます)で気になっている人も多いのではないでしょうか? ヴァージニア・アストレー(Virginia Astley)などにも通じるしっとりとした女性ボーカルの曲です。 歌っているのはケイト・セント・ジョン(Kate St.…

ペンドラゴンの再発売デビュー作は立派なプログレ古典

新作の発表も近いイギリスのプログレッシヴロックバンド、ペンドラゴン(PENDRAGON)の1985年発表のデビュー作「THE JEWEL」が、デジタルリマスター+ボーナストラック+ジャケットデザイン変更で再発売されました。当時は、ジェネシスのフォロワー的な扱い…

ケイト・ブッシュ新作が10/27発表!

1978年にピンクフロイドのデイヴ・ギルモアのプロデュースによる「KICK INSIDE」で衝撃的でアルバムデビューを飾り、イギリスの女性ロックアーティストとしての名声を欲しいがままにしたケイト・ブッシュが、12年ぶりとなるアルバムをいよいよ10/27に発表す…

アエラがまたやらかした~!! 今度は厚見玲衣・清水義央対談

アエラがまたやらかしてくれました。増刊として発行されたAERA in ROCK IIで「プログレ名盤解析」と題して6ページにもわたる厚見玲衣・清水義央対談を掲載しております。 前号でメロトロンをまるまる1ページ取り上げていたのも衝撃的でしたが、今度は6ページ…

イシルドゥルスバーネが女性ボーカルシングル

カイパやダイスなどと並びスウェーデンのプログレを代表するグループ、イシルドゥルスバーネ(ISILDURS BANE)が初のシングルを発表しました。 初期の「Sagan om den」や「Sagan om ringen」など、ファンタジーの世界を音楽に結晶させたような作品を発表して…

イット・バイツの紙ジャケが出るそうな~

「イット・バイツ紙ジャケで復刻!」(by 龍のにわか知識)だそうです。 CD Journal newsに出てますね。 今回の再発はしかもデジタルリマスター+紙ジャケ。これはすばらしい。発表当時はプログレッシヴなロックだったためか、プログレッシヴではないプログ…

こういうのには弱い、グラスハマーの新作プログレ

グラス・ハマー(GLASS HAMMER)の新作アルバム「The inconsolable Secret」が良い。キース・エマーソンやリック・ウェイクマンばりの多彩なキーボードが魅力のアメリカのバンドで、アルバムもライブあわせて10作目なのでベテランバンドだ。完成度も極めて高…

英国プログレ決定盤イングランド「ガーデンシェッド」リマスター再発!!

マイナーな存在ながら英国プログレを代表する作品といえるイングランド(ENGLAND)唯一のアルバム「ガーデンシェッド(GARDENSHED)」が、オリジナル音源からのリマスターによって再発されました。これまでにも何度かCD化されているが雑音の入った質の悪いも…

現代プログレの到達点~カイパ新作

90年代以降ソロ、FLOWER KINGS(フラワーキングス)、TRANSATRANTIC(トランスアトランティック)、再結成KAIPA(カイパ)などでのROINE STOLT(ロイネ・ストルト)の精力的な活動を見ると、カイパの初期3枚のアルバムが1980年代にはずっと幻の名盤として語…

フィンランドのファンタスティックな音楽

プログレが生まれたのはイギリスで、もちろんイギリスにはすばらしいグループが多いわけですが、イギリス以外では北欧の各国のグループにはとくに良質な作品が多いように思います。スウェーデンのカイパ(KAIPA)やイシルドゥルスバーネ(ISILDURS BANE)、…

マティアバザールとアントネッラ・ルッジェーロが新作発表

イタリアには、PFM、イルヴォーロ(IL VOLO)、イプー(I POOH)、チロ・ダミッコ(CIRO DAMICCO)、ボッテガデッラルテ(LA BOTTEGA DEL'ARTE)、アリーチェ・ヴィスコンティ(ALICE VISCONTI)、ラウラ・パウジーニ(LAURA PAUSINI)など好きなバンドやア…

タンゴエレクトロニカ、バフォンホンドタンゴクラブの2nd

タンゴとエレクトロニカの融合ということで2003年に出した1stが話題にもなったBajofondo Tango Clubですが、昨年出た2nd「Superville」もそれ以上の出来。洗練されたクールな音像の中にもタンゴの情熱的なリズムが息づく、氷の上に燃える炎のような、不思議…

アルゼンチン歌物プログレの名盤アウカン

昔アルゼンチンにAUCANというプログレバンドがいまして、彼らが1979年に発表した2ndアルバム「BROTES DEL ALBA」は、私個人的にはイギリスやイタリアの超大物バンドの名作群をしのぐフェイバリットアルバムなのです。内容は、派手なアレンジがあるわけでもな…

GENESIS / THE VIDEO SHOW

ジェネシスのクリップ集「THE VIDEO SHOW」がDVD発売されました。全32曲2時間半のヒットパレードが5.1chで楽しめます。発表時は「これがジェネシスか・・・」とバカにしていたINVISIBLE TOUCHの曲はいまきくと結構良い曲です。 個人的には、侵入~静寂の嵐ま…

CORTEX / Troupeau Bleu

1975年にフランスで発表されたジャズロック作品。昔のプログレッシヴロックのカタログなどに掲載されてますが、なんというかMAGMAとかZAOとかまあその他なんでもいいですがフレンチジャズロックと思って期待するとそれは裏切られます(プログレ系ディスクガ…

KESTREL / KESTREL

1975年にたった一枚のアルバムを発表しただけで消えた英国のロックバンド、KESTREL。メロトロンが多用されていることもあって、プログレファンから評価されてきた作品で、じっさいメロトロンの使い方としてはこれ以上にないというくらいすばらしいものですが…