プログレ:本・雑誌
プログレ本「THE DIG Presents プログレッシヴ・ロック 2015」が、2015年2月16日にシンコー・ミュージックから発行されました。 サブタイトルが「"プログレ四天王"の今」となっているとおり、"マーク8"としてライブ活動を始動した新生キング・クリムゾンと、…
音楽誌「beatleg」の2014年11月号(vol.172)がプログレ特集です。2005年の第1弾以来足かけ10年、2012年7月号の第6弾から約2年ぶりとなる第7弾。厚見玲衣、永川敏郎、田口俊、キース・エマーソン、パトリック・モラーツ、ビリー・シャーウッドのインタビュー…
クラウトロックの作品を紹介したディスクガイド「クラウトロック大全」が刊行されました。著者はSUEZAN STUDIO主宰者で元キャプテン・トリップの小柳カヲル。 カン、ノイ、ファウストといったジャーマン・プログレッシヴ・ロックの源流となるグループや元祖…
ロッキングオンが「創刊以来初」(同誌)というプログレ特集を組んでいます。表紙はキング・クリムゾン。内容的には、ロバート・フリップの1973年と1991年のインタビュー2本(翻訳・転載および再録)と編集部セレクトのプログレ傑作選30作です。 ロバート・…
シンコー・ミュージックから「THE DIG Presents ロック・カヴァー・アート」というムックが2013年10月28日に発行されました。第一特集に4月19日に他界した元ヒプノシスのストーム・トーガソン追悼特集「ストーム・トーガソン&ヒプノシスの世界」、第二特集に…
2013年3月に創刊されたイタリア音楽専門誌「ムジカヴィータ・イタリア(Musica Vita Italia)」の第2号が6月に発行されました。表紙はジリオラ・チンクェッティ(Gigliola Cinquetti)で本誌の第一特集の主役でもあります。超メジャーな方のようですが未聴な…
ジェネシスが1974年に発表した6thアルバム、邦題が「眩惑のブロードウェイ」なもんで、「子羊」との関係が即座に浮かびませんでしたが、原題が「THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY」ということで、本書「子羊解体新書」とは、つまりは「ジェネシスのコンセプト…
2013年3月にイタリア音楽専門情報誌「ムジカヴィータ・イタリア(Musica Vita Italia)」が創刊されました。 プログレもカンツォーネもイタリア音楽なのでそれらをひとまとめにするのは乱暴にも見えますが意外にそうでもなく、「イタリア人と日本人は音楽の…
シンコー・ミュージックから新しいプログレ本が出ました!2013年2月15日発売の「THE DIG presents プログレッシヴ・ロック~featuring 太陽と戦慄~」です。定価1,470円也。 面白かったのは、特別座談会「レコード会社現役ディレクターが語る『プログレッシ…
ストレンジデイズの「マスターピース・アルバム100」シリーズ第4弾となる21世紀プログレガイド「21世紀のプログレッシヴ・ロック100」が2013年1月25日に刊行されました(1月11日~12日のヨーロピアンロックフェス会場で先行発売されていたものを入手してたの…
イタリアン・プログレッシヴ・ロック、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロックに続くストレンジ・デイズ・マスターピース100シリーズ第3弾「70年代日本のロック100」が刊行されました。先の2冊は岩本晃市郎単独監修でしたが本作の監修は岩本晃市郎+小島智…
岩本晃市郎監修のディスクガイド「ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック」が刊行されました。MASTERPIECE ALBUMシリーズとして昨年出たイタリア編に次ぐ第二弾。 「はじめに」によれば、60年代から70年代に発表されたイギリスのプログレッシヴ・ロックで…
別冊カドカワ treasureのVOL.1として2012年9月5日に発行されたのが「総力特集 プログレッシヴ・ロック 日本人に愛される理由」。周辺領域も含めた多彩なプログレ関連インタビューなど読み応えあり。後半約半分はディスクガイドという構成で、全209ページ、19…
シンコーミュージック発行の音楽誌「CROSSBEAT」2012年6月号の特集テーマはなんとプログレ。「決定!!プログレッシヴ・ロック 真の名盤 TOP 50」と題してアルバムランキングを掲載しているほか、特別付録として「プログレッシヴ・ロック名盤ガイド200!!」とい…
11月4日~7日に開催されたイタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティバルの開催記念出版で会場で先行発売されていた岩本晃市郎監修のディスクガイド「イタリアン・プログレッシヴ・ロック」。 監修の岩本晃市郎のほか、鬼形智、祖父尼淳、松井巧、山岸…
クロスビートの増刊という形ですが、新音楽雑誌「ユリシーズ(ULYSSES)」が創刊されました。ミシェル・フーコーの「何はともわれ 雑誌が存在するのはよいことです」を扉に引用した雑誌不遇時代のある種の挑戦。次号は2月とのことなのでクオータリーというこ…
プログレもそうですがアシッドフォークって定義がもっとあいまいな気がします。bounce.comのdi<s>ctionary連載第2回によれば「60年代後半~70年代半ばまでの〈サイケデリック感覚を内包した異端のフォーク〉」だそうです。そんなアシッドフォークですが、ありそ</s>…
2007年~2008年に新橋のライヴバーZZで行われたトークセッション「70年代日本のロックを語ろう」の最初の4回を収録した「証言! 日本のロック70's」が発刊されました。PANTA(頭脳警察、exPANTA&HAL)、難波弘之(Sense of Wonder、ex.金子マリ&バックスバ…
ジェネシスの各年代のライブや未発表曲(未発表テイク)は、アナログ時代はもちろんCD時代初期(1995年ころ)までは、ブートでしか味わえない世界であったわけですが、1996年にオフィシャルで「Genesis Archive Vol.1 1967-1975」がリリースされたこともあり…
Augusto Croce氏の手による英語のイタリアのプログレッシヴ・ロックの辞典「ITALIAN PROG - The Comprehensive Guide To Italian Progressive Music 1967/1979」が出版されました。800ページにもおよぶ大著で、560ものアーティストが紹介されている労作です…
じっくり聴く時間のないほどに次々音源を買い漁っているのに、それでも見かけるとつい気になって手にしてしまうディスクガイド。今回のディスクガイドは、シンコーミュージックのディスクガイドシリーズでプログレ関連では4冊目として発行された「ジャズ・ロ…
昨年末、突如復刊し、局所的には話題を振りまいた(未確認)ロック・ダイヴィング・マガジン、略してRDMの第10号が発行されました。プログレ、サイケ、フォークなどのレビューに加え、自虐的なネタ満載のマンガも健在で読み応えあり。 私はときどき自分でも…
6月20日発売号をもって休刊していたストレンジデイズが早くも復刊しました。9月20日に版型も一回り大きいA4サイズになって、定価は据え置き、内容も従来通りの濃いもので、まずはめでたしめでたし。出版業界では、休刊=廃刊の場合が多く心配していましたが…
ロック・ダイヴィング・マガジン(略してRDM)の9号が発行されました。7年ぶりの再開ということで、まずはめでたい(?)。 RDMは、トラッドフォークのディスクガイドの姿をした冗談御託本「ラビリンス 英国フォーク・ロックの迷宮」(97年に初版、02年に新…
月刊ストレンジデイズが創刊100号を迎えました。プログレ専門ではないですが、プログレ率のかなりたかい音楽雑誌で、10年がかりでの偉業達成は本当にすごいことだと思います。プログレ専門誌といえば、マーキー・ムーン(Marquee Moon)がありますが、マーキ…
コレクター向け音楽雑誌「beatleg」2007年12月号(vol.89)は、Progressive Rock特集のPart4(ちなみにPart1~3は、それぞれvol.59、vol.62、vol.85です)。今回は「Italian / Euro Rock Special」でして、第一人者片山伸氏の寄稿によるPFMやNew Trollsなど…
シンコーミュージックの新シリーズ「幻の名盤叢書」、第一弾はなんと(というより言うまでもなく、か)「プログレッシヴ・ロック」。写真付のコレクター宅訪問とか、「プログレ幻盤の四半世紀を検証する」対談とか、難波弘之の書き下ろしプログレ小説まで掲…
プログレ本はマーキーの国別シリーズをはじめ多数出版されており、聴くだけでなくガイドブックを読むのも好きなので見かけるとたいがい手に取ってしまいます。今回は河出書房新社から出た「プログレッシブ・ロック入門(ロック・クラシック研究会編)」。 ス…
不思議なディスクガイド「宇宙からの歌、宇宙への音」が4月にリットーミュージックより出版されていました。「宇宙っぽい」をテーマに300枚あまりの音源を紹介するもので、ロック、ジャズ、民俗音楽、テクノ・・・とジャンルは多彩。ジャーマンロック率かな…
AERA in ROCK I、IIに続くアエラのロック増刊「AERA ROCK HARD!」が発売! 今度のプログレネタは「ITキングの宮殿にプログレの口笛吹き」。IT企業関係者のプログレぶりを紹介する内容で、登場するのはkasaya.com、キャメロット、ガンホー、ヤフー、クリムゾ…