スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)がライブアルバム「LIVE」なんてのを8月に出していました。なんかジャケットデザインといい、インナーといい、チープなつくりでまるで海賊盤みたい。ここ数年は良くも悪くも円熟の領域で、ライブの質も高いところで安定的で大人のロックバンドという感じですが、スウィング・アウト・シスターといえば、怪物ライブアルバム「Live At The Jazz Cafe」があって、かつてはものすごいグルーヴィな、かっこいいバンドでした。
ライブアルバムといえば、イエス(YES)の「YESSONGS」や、キングクリムゾン(KING CRIMSON)の「USA」、いきなりマイナーなところで、現Pモデル(P MODEL)の平沢進がかつてやっていたバンド、マンドレイク(MANDRAKE)の2枚のアンリリースドライブマテリアル、ケネディ(KENNEDY)の2ndなんかが印象に残ってます。
スウィング・アウト・シスターとプログレのライブアルバムをいっしょに論じてもあまり意味がないのですが、「Live At The Jazz Cafe」はすべてのライブアルバムの中でもっとも好きなライブアルバムではあります。