昨年末に出た浪漫座別館の1st「東方大ロマンス」を聴いているのですが、まず感じたのはボーカル選びの確かさ。ユーロロックプレス27号に掲載されている中嶋一晃のインタビューは、本館のボーカリストとしては基準に満たなかったが惜しかったので別館で起用したようにも読めますが、永井博子(大木理紗)、外田直美、潤美玲に勝るとも劣らぬすばらしいボーカリストではないですか。まだじっくり聴いていないですが、楽曲も、ファンの期待を裏切らないすばらしい内容。昨年出た多くのプログレの名作にまったく引けをとらぬ渾身の一作であることは間違いないです。