ノルウェイのギタリスト、テリエ・リピダルが新作を発表しました。マイルス・デイヴィスのトリビュートで、トランペットにパレ・ミッケルボルグを迎え、マイルス・デイヴィスをテリエ・リピダルの世界観で表現した独特の作品に仕上がっています。マイルス・デイヴィス自体熱心に聴いているほうではないので、オリジナルとの比較などはできないのですが、やはりジャズボーカリストのカサンドラ・ウィルソンもマイルス・デイヴィスのトリビュートを出しているなど、マイルス・デイヴィスはやはり偉大なミュージシャンなのですね(今更・・・)。
で、新作はともかく、このテリエ・リピダルというギタリスト、キース・ジャレットやチック・コリアあたりとならんでノルウェイのジャズ専門レーベルECMの看板アーティストナわけですが、プログレバンドのプロデュースなんかもしているし、各作品もプログレファン好みのなかなかのアルバムばかりです。「If Mountains Could Sing 」「After The Rain」「Whenever I Seem To Be Far Away」「Waves」あたり、最高ですよ。