デヴィッド・サンシャス(David Sancious)のソロアルバム(David Sancious and Tone名義)第2作「Transformation」が、ハイテクニックのスピード感あふれるジャズロックの名盤としてオススメです。リターン・トゥ・フォーエヴァーやマハヴィシュヌ・オーケストラが筋肉ムキムキで「これでもかー」と迫ってくるのに対し、ずっとメロディアスで聴きやすい優男風の音楽です。とくにタイトル曲「Transoformation」は18分にも及ぶ大曲で、激しいリズムの上で鳴り響く流麗なキーボードがプログレファンの琴線に響くこと間違いなし!