アルバム「東方大ロマンス」リリース後初の東京公演となる浪漫座別館ライヴを聴きに秋葉原dress TOKYOへ。ページェントの旧作4作が当時の紙ジャケでリリース(当時のライヴ映像を収録した特典DVD付き)直後ということもあってか、ページェントの曲を演奏することが予め宣言されており、正直これにいちばん期待して出かけていきました。
まずは対バンのinterpose+(インターポーズ)。ギター田中健士(LIBIDO、G-Schmitt・・・)とドラム佐藤カツ(LIBIDO、ZOA、YBO2・・・)の経歴だけで少々ビビりますが、曲は「テクニカルなプログレサウンド時々アニメソング」みたいな感じ。演奏もけっこうハイレベルのようなのでもしかしたらインストでやった方がかっこいいかも・・・と思ってしまいました。
続いて浪漫座別館登場。さすがは中嶋一晃だけあってボーカルがいいですね。この日のイベントが「東西女性ヴォーカルプログレ響宴」とあるのがinterpose+には気の毒なくらいボーカルの個性の差が際立っていました。もっとも浪漫座別館の曲は新曲も含めていわゆる「プログレ」を期待するとちょっと違うような気もしなくもなく・・・。
待望のページェントの曲では、ページェントコピーバンド香漫座のpalがフルートで参加。この香漫座、4月にはなんと、ギターに中嶋一晃、ドラム堀江睦男を従えて蕨のハニーフラッシュでライヴを行っていて、今回はそのお返しというわけでしょうか。駄菓子売りのメイドしずかちゃん(荒井静香)も香漫座のボーカルだそう。ハニーフラッシュ侮れん(かつて蕨の近くに住んでいたことあるのですがその頃に知ってたら通ったであろうに・・・残念)。