プログレじゃないのにプログレファンから中途半端な評価をされるなど不遇だった(?)フランスのCortex(コルテックス)の評価が一変するのはクラブミュージックがブームとなるの90年代以降。1st「Troupeau Bleu」が一部のフロア系の方々にレアグルーヴの幻の名作として評価され、LP、CDでの再発を機にその人気・評価は不動のものになりました。
そのコルテックス、2ndもCD化されていましたが、今回出た「inedit'79」は未発表音源。霧・靄・黄昏みたいな暗さが魅力の1stに比べると幾分ストレートではありますが、音がとてもクリアで、エレピの音なんかもいい感じで引き立っているように感じました。こんなのが出てくるとは思ってもいなかったので、ちょっと驚き。ちょっとうれしい。