西新宿GARDEN SHEDで入手した1枚。フィリピンのプログレJUDASの1978年作。珍しさというだけで手にしてみましたが、いろんな曲が入っているのでアルバム全体は散漫な印象もなくはないですが、曲によってはイタリアンロックを思わせるような叙情的な曲もあり、その辺は意外に違和感なく聴けるかもしれません。1曲目からして錆びたような音色のギターのイントロがいかにもという感じで引き込まれますし、控えめながらも曲を通して鳴っているシンセ、そしてちょっと演歌調のメロディも、その気分にさせられますので、知られざる名盤(という珍盤)ですね。
まだほかにも聴いてみないと分かりませんが、フィリピンもインドネシア並の宝庫だと面白いのですが。