ダリ回顧展を見に行ったついでにベルギー王立美術館展へも。半世紀以上ベルギーから出ることのなかった「イカロスの墜落」が目玉だそうですが、けっこうしょうもない絵で、作者はブリューゲル父?と確定できていないし、イカロスの絵という割には海に落ちて足だけ飛び出しているのが隅っこの方に描かれているだけというなんとも不思議なもの。絵の良し悪しというよりはお騒がせ度が高いだけなのでしょう。近代のものでは、デルヴィル、クノップフらベルギー象徴派の作品や、マグリット、デルヴォーなどのシュールリアリズムの作品なども。
正直、ダリ回顧展より楽しめました。