チリのポンプロックバンド、(いまどきポンプって言わないのか?)アストラリス(Astralis)のデビューアルバム「Bienvenida Al Interior」。「シンフォの話題アイテムになること間違いなし!(Garden Shed)」「メロディアス・シンフォニック・マニアは注目の力作です!(World Disque)」と各専門店で絶賛するとおり、ボーカルにややもっさりとした印象が若干ありますが、きらびやかなキーボードや、泣きのギターなど、シンフォファンのツボを一応押さえており、アレンジや演奏は結構がんばっているほうだと思います。南米のバンドらしく北欧や英国とは違う、暖かい美しいメロディ、アレンジを部分的に聴くこともでき、いまのところはペンドラゴンやフラワーキングスなどの大物にはまだ及びませんが、そのあたりで差をつけられるようになると、この先名盤を残すチャンスがあるんではないかと思います。
このアストラリスをリリースしているチリのレーベルはMYLODON RECORDSといい、ENTRANCEをはじめチリの有力バンドを多数擁するレーベルのようです。myspaceにもサイトを開設していて、こちらで所属アーティストの音源が試聴できます。なんか、こうなるとギャンブルでCD買うこともないですね・・・。