レディオ・デプト(the radio dept)、私にとっては久々にヒットのスウェディッシュポップですね。昨年発売された2ndアルバム「Pet Grief」を聴いての印象です。カーディガンズを筆頭にスウェーデンのギターポップは独特の味があってずっと好きなので、またまた新たなグループに出会えてちょっと嬉しいです。2003年デビューとのことですが、今まで知らなくて後悔。シューゲイザーバンドとも言われるようですが、たしかにポップと言っても能天気な明るさではなくてどことなくかげりのあるギターサウンドは、シューゲイザーそのものですね。でもスウェーデンのバンドらしく、爽快な胸キュンポップで陰鬱な感じはまったくしません。ソフィア・コッポラの新作映画「マリーアントワネット」のサントラに収録されたこともあり、映画の日本公開に合わせてthe radio deptも話題になるのではないでしょうか。