ウクライナのキーボーディスト&コンポーザーAntony Kalugin率いるKARFAGENの2006年デビュー作「Continuum」がシンフォニックロックとしてかなり高い完成度のいアルバムです。 Antony Kaluginは1997年頃からKARFAGENの名前で活動していたようですが、アルバム制作には至らず、2002年のソロアルバム「the water」を経て、アコーディオンのSergei Kovalevほかのメンバーとともに KARFAGEN名義でのデビュー作を制作します。シンフォニックロックの御手本ともいえるような、シンセを中心とした壮大かつドラマティックなプログレッシヴサウンド全開の痛快作で、プログレファンの琴線に触れる巧みなボーカルやギターもなかなかいい感じです。
ウクライナはいままであまり注目してきませんでしたが、これほどのレベルのアーティストが単独で存在しているということもないでしょうから、この地域にも少し注目してみたいと思います。GARDEN SHEDにもいろいろあるようですし(GARDEN SHEDのウクライナ関連在庫)。