ポチャカイテ・マルコ(POCHAKAITE MALKO)が昨年12月に発売したミニアルバム「DOPPELGANGER」がなかなかすごいです。暗黒系変拍子バンドとして活発なライヴ活動を行っているほか、これまでに2枚のアルバムを出していますが、今回の作品は過去の活動を包括しつつ、よりスピーディ、より切れ味鋭く、そして時にはメロディアスで美しくさえある、バンドの新たな可能性を拓く一作と言えるのではないでしょうか? 前作より加入の壷井彰久のバイオリンもますます大暴れで、一番危ない頃(1972年頃)のキングクリムゾンを彷彿とさせます。はっきり言ってANEKDOTENなんて目じゃないっす。とくに4曲目の「Acid Rain」が痺れます。
一部店舗で購入するとオマケCD「ETHNOPPELGANGER」が付いています。