リトル・トラジェディーズ(Little Tragedies)は2000年にデビューしすでに数枚のアルバムをリリースしているロシアのプログレバンド。活動歴も比較的長く、近作はMUSEAからのリリースではありますが、例によってノーマーク・・・。2006年発表の最新作「The Six Sence」を聞きましたが、良くも悪くもMUSEAらしく、突出した魅力はないものの、構成にほころびもなく演奏も楽曲も水準以上の佳作という感じです。イエスやジェネシス、曲によってはエイジアあたりが手本なのかなあ、と思われるよくあるシンフォニックロックの一類型です。心動かされるということはないのですが、ぼんやり聴いている分には心地いいのは確かです。ほめてるのかけなしてるのかわかりませんが、買うまでもないと思います(けなしてますね)。
が、しかし、CDショップのレビューや、ブログの投稿等を見ると結構高く評価されているんですね。音楽は主観で聴くものとはいえ、もうちょっとしっかり聴いてみようかしら・・・。