2006年12月にCD化されていて、われらがWORLD DISQUEにも入荷していたもようですが、まったく気付かなかったのがフランスのPOP INSTRUMENTAL DE FRANCEの1971年作。のっけからチェンバロのイントロでしびれるザッパ「MR GREEN GENES」のカバーで始まり、ヴァイオリン、オルガンなどがリードをとる、めっさお洒落な曲の連続で卒倒間違いなし!プログレ的には時代を感じさせる部分がB級評価でしょうが、このメロディアスアフロジャズとでも呼べそうなグルーヴやメロウネスは、ごく一部のマニアはめろめろになることでしょう。同じく仏アフロジャズの名盤コルテックス(CORTEX)の1stにも匹敵する秘宝であります。
本作は、フランスのプログレバンドALEPH(どんなバンドか知らんが)の中心人物で、作曲家、指揮者としても活動したLaurent Petitgirardの手によるもの。再発レーベルはvadim(旧dare dare=CORTEXを再発したレーベル)で、またしてもおまえか~って感じです。
しばらくエンドレスの予感。