昨年リリースしたデビュー作「satisfaction」がベストセラーとなったエレピ奏者INO hidefumi(猪野秀史)が恵比寿リキッドルームで東京初のライヴを開催しました。「satisfaction」があまりに素晴らしく去年聴いたアルバムの中でもトップクラスと評価していましたが、ライヴでそれを聴けるということで、大きな期待を抱いて出かけてまいりましたが、期待を裏切らぬ素晴らしいライヴでした。
普通は脇役(名脇役ですけど)のことが多いエレピですが、もうまるでエレピのために作ったというような曲を次々繰り出すわけですから、それがかっこよくないはずはない!少し憂いのあるような黄昏の音が、轟音ドラム&ベースに載って、おおいに盛り上がりましたね。アルバムではリズムはプログラミングでしたので、バンド編成というのもダイナミズムがあってなおいいです。
ライヴの演出上でしょうが、木琴、鉄琴、鍵盤ハモニカといろいろな楽器も演奏してくれてました(鍵盤ハモニカはすごかった)。ゲストは、元ピチカートファイヴの小西康陽は良かったですが、藤原ヒロシは必要あったのか?3曲中2曲は猪野秀史はグランドピアノ弾いてたし。個人的には、もうずっとローズピアノだけを弾いてて欲しかったです。
結構ヴィデオが回っていたので、何らかの形で映像が公表されるのでしょうかね?
6月4日発売の4曲入りミニアルバム「A GREAT PEACE OF MIND」が会場予約限定で特典がもらえるということで早速予約(特典が何かが不明ですが・・・缶バッヂとかだったらゲンナリだな)。