久しく新作のリリースがないのが残念なEBTG(Everything But The Girl)の片割れ(女の方)、トレイシー・ソーン(Tracey Thorn)がソロアルバム「Out Of The Woods」をリリースしました。トレイシー・ソーンのソロはEBTG結成以前の1982年にリリースしたデビューアルバム「A Distant Shore(邦題:遠い渚)」以来、25年ぶりの第2作。
EBTGは1994年の「Amplified Heart」が一番好き。今回のソロは、どっちかというとクラブサウンドを取り入れた最近(1996年以降)のEBTGに近い雰囲気。トレイシー・ソーンの独特の温かみのある独特の歌声は健在で、言っちゃなんだが、良くも悪くもEBTGとの違いがあんまりない感じでもあり、ソロもいいけど、1999年の「Temparamental」以来ないEBTGの新作がますます待ち遠しくなったりしました。
なお、プラケース入りの通常盤のほかデジパック仕様の限定盤があり、限定盤を買ったのですが、中身にはとくに差はないと思われ。