アラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)をプログレというかどうか微妙(というか今は少なくともプログレの人ではないっぽい)ですが、2007年4月6日に開催されたアラン・ホールズワースの来日公演を六本木STB139で聴いてまいりました。
メンバーは、アラン・パスクァ(Alan Pasqua、Key)、ジミー・ハスリップ(Jimmy Haslip、B)、チャド・ワッカーマン(Chad Wackerman,Dr)。これを見てピンと来る方はジャズ通というかホールズワースの熱心なファンの方でしょう。キーボードのアラン・パスクァは、ホールズワースのいくつかのスタジオアルバムには参加しているものの、ライブでの共演はトニー・ウィリアムズのライフタイムのメンバーだったとき以来30 年ぶり(すでにこのメンバーで昨年からライブを行っているので、今回の日本公演が、という意味ではありません)。今回はパスクァと久しぶりにトニー・ウィリアムズ・ニュー・ライフタイムを演ろう会なのでした。
エレピ(シンセですが)との掛け合いが抜群にかっこいい「Proto Cosmos」などのライフタイム時代の曲が数曲含まれていますし、演奏もホールズワースメインのものばかりでなく、やはりアラン・パスクァのシンセが活かされた曲が多かったように思います。
演奏はハイレベルのものでしたが、メンバーはみんな楽しんでいるようで、円熟のきわみといいますか、聴いているほうもじっくり楽しむことが出来ました。
しかしこの土日は、プログレファンは皆、川崎方面かな(ニュートロルス)。