PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

ブラジルのリザーズ2000年作

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サグラドのギタリスト、Augusto Renn??がベースのAdriano、ドラムのAndr??のCampagnani兄弟と結成したトリオ、リザーズ(Lizards)による2000年リリースの作品「Kunk」。「サグラドの」という枕詞をついつけてしまいますが、サウンド面ではサグラドとの共通点はあまりなく、一貫したソリッドな音色のギターで、テクニカルなジャズロックテイストの曲から、ハード、シンフォニック系まで多彩なサウンドを聴かせてくれます。聴き飽きないバランスの取れたアルバムです。とくにシンフォニックな「Friends」は、WorldDisqueのレビューにもありましたが、フランスのギタリスト、ジャン・パスカル・ボッフォ(Jean Pascal Boffo)の初期作品にも通じるリリカルさが魅力の佳曲です。

Augusto Renn??は2枚かソロ(「Works」「Esta????o Andr??meda」)も出していて、そちらにはサグラドのマルカス・ヴィアナ(Marcus Viana)がヴァイオリンで参加しているものもあるようです。また、ベースのAdriano Campagnaniもソロ「I」を出したばかり。