PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

デヴィッド・ルイスのソロ

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アンドウェラ(ANDWELLA)のリーダーとして有名なデヴィッド・ルイス(DAVID LEWIS)が、50枚限定(!)でリリースしたというソロアルバムが「Songs of David Lewis」であります。オリジナルのレコードは何十万円もの価格で取引されていたもの。2003年にCD化されており、いまは廃盤のようですが、中古CDの入手はそれほど困難ではなさそうです。

落ち込んだ気分のとき、アップテンポの曲を聴いて気持ちを明るくする、という処方箋もあるかとおもいますが、私の場合は落ち込んでいるときに騒々しい曲はあまり受け付けないので、静かな曲を聴いて心を落ち着けるといいますか、そういう方が向いているようです。で、そんなときに聴くのに一番ふさわしいのがこのアルバムではないかな、と思います。ピアノとギター中心のシンプルな構成のバックで、静かに歌い上げる男性ボーカル。悲しげでもありますが、どこか心温まるような。メロディもいいです。これほどの完成度(万人受けすると言ってもいいくらい)の作品が、30年もの間、レア盤として一部の人たちだけの耳にしか届いていなかったとは、なんとも罪な話です。