アルゼンチンの女性ボーカリスト、シルヴィーナ・ガレー(Silvina Garre)の1995年のアルバム「NUESTRO LENGUAJE SAGRADO」は、基本的には洗練された現代ポップスなんですが、ドラマチックかつ叙情的なメロディやアレンジの曲を多数む名作アルバムです。日本ではリト・ヴィターレ(LITO VITALE)関連作として「La Manana Siguiente」「Otro Cuerpo Mas」がプログレファンに知られているくらいで、ほとんど注目されていないアーティストのようですが、たとえばラウラ・パウジーニ(Laura Pausini)などラテン系女性バラード歌手のファンは必聴アイテムですよ。
ところで8作目となるこのすばらしい作品をリリース後、新作を心待ちにしていたものの、長くアルバムリリースがなくていい加減新作への期待も薄れていたのですが、このブログを書くために調べてみると、なんと今年7月に12年ぶりのアルバム「EL DESEO」を出していることがわかりました。さっそく注文したことは言うまでもありません(いずれ感想)。