bunkamuraでレオノール・フィニ展が始まったので早速足を運ぶ。フィニといえば「守護者スフィンクス」などシュールレアリスティックな幻想画家としての印象が強いですが、晩年まで創作意欲は衰えず、絵画の作風も年代ごとに異なります。活動の幅は絵画にとどまらず文学や舞台衣装など多岐に渡り、画家と呼ばれることを嫌い自ら「私の職業はレオノール・フィニ」と答えていたといいます。
個人的には1930年~1950年頃のシュールレアリスムの時代の作風がもっとも好きですが、時代ごとの作風の変化を追うのも楽しい。
ちなみにこの画家は、何匹もの猫と一緒に暮らし、作品にもしばしば猫が登場すます。そこまで猫好きとは知らなかったが、猫好きというだけで、共感を覚えます。