ロック・ダイヴィング・マガジン(略してRDM)の9号が発行されました。7年ぶりの再開ということで、まずはめでたい(?)。
RDMは、トラッドフォークのディスクガイドの姿をした冗談御託本「ラビリンス 英国フォーク・ロックの迷宮」(97年に初版、02年に新版)やレコードコレクターの馬鹿っぷりを描いた漫画「コレクター・フリークアウト レコード収集家愚かもの語り」を世に出すきっかけとなったミニコミ誌です。玉石混交のレビューULTRA DIVING REVIEWももちろん復活。レビューを読んでも私のような凡人はおそらく一生聴くことのないであろう怪作奇作の数々(メジャーなものも入ってますが)。購入の参考にするというよりは、もはやレビューを読むだけで幻惑されてしまうことのほうに魅力があるというくらいのあやしさ満点。今後も末永く続けていただきたいものです。