エスパーズ(Espers)のグレッグ・ウィークス(Greg Weeks)のプロジェクト「The Valerie Project」として11月にリリースされた作品。レーベルはエスパーズの2ndと同様Drag City。チェコスロバキアの映画「闇のバイブル」にインスパイアされ製作されたという作品で、LPでは2枚組、収録曲30曲という大作となっています。ハープなどのアコースティック楽器が印象的に使われていますがエスパーズに見られたフォーク色はほとんどなく、ノイジーなシンセなども多用されておりアンダーグラウンドな雰囲気もかもし出された、まさにホラー映画のサントラ風のイメージです。同じエスパーズでもメグ・ベアードのソロがむしろフォーク色が強かったことを思うと、エスパーズっていうのはこのグレッグ・ウィークスのゴシックホラー志向とのミックスで生み出されたものなのでしょう。
本作品の元となった映画「闇のバイブル」は、元祖ゴスロリとされている作品のようで、日本でもDVD発売されていました。見たことはないのですが、このCDを聴いてちょっと興味がわいてきました。
The Valerie Project(輸入盤専門店ワルシャワ通販サイト)
The Valerie Project(ブルース・インターアクションズ)
valerieproject.org(公式サイト)
The Valerie Project(MySpace)
闇のバイブル/聖少女の詩(Yahoo!映画)
The Valerie Project(ブルース・インターアクションズ)
valerieproject.org(公式サイト)
The Valerie Project(MySpace)
闇のバイブル/聖少女の詩(Yahoo!映画)