PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

エスパーズ関連作・チェコのゴスロリ映画サントラ風

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エスパーズ(Espers)のグレッグ・ウィークス(Greg Weeks)のプロジェクト「The Valerie Project」として11月にリリースされた作品。レーベルはエスパーズの2ndと同様Drag Cityチェコスロバキアの映画「闇のバイブル」にインスパイアされ製作されたという作品で、LPでは2枚組、収録曲30曲という大作となっています。ハープなどのアコースティック楽器が印象的に使われていますがエスパーズに見られたフォーク色はほとんどなく、ノイジーなシンセなども多用されておりアンダーグラウンドな雰囲気もかもし出された、まさにホラー映画のサントラ風のイメージです。同じエスパーズでもメグ・ベアードのソロがむしろフォーク色が強かったことを思うと、エスパーズっていうのはこのグレッグ・ウィークスのゴシックホラー志向とのミックスで生み出されたものなのでしょう。

本作品の元となった映画「闇のバイブル」は、元祖ゴスロリとされている作品のようで、日本でもDVD発売されていました。見たことはないのですが、このCDを聴いてちょっと興味がわいてきました。