PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

ネオン・レーベル1番フェア・ウェザー

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ギタリストのアンディ・フェアウェザー・ロウ(Andy Fairweather Low)率いるバンド、フェア・ウェザー(FAIR WEATHER)の1970年リリースの唯一のアルバム「BEGINNING FROM AN END」。ジャケットはキーフ。サウンド的には、スワンプの名作とされているくらいなので、ある種の泥臭さもあって全体としてはプログレ色は薄いですが、ブラスやオルガンの参加でところどころジャズロック的な印象もあります。いろんな雰囲気を併せ持っていますが散漫な印象はなく、むしろ聴き所の多いブリティッシュロックの傑作と言えるでしょう。

再発元は前回同様Esoteric Recordings。オリジナルはRCA傘下のプログレ(?)レーベル、ネオン(NEON)の記念すべき1番目の作品でもあります。ネオンというと、わずかアルバム11枚とシングル4枚を残しただけにもかかわらず、その個性的で渋すぎる作風が通好みなせいか、それとも単にオリジナル盤の流通枚数が少なさがコレクター魂を煽っただけなのかわかりませんが、プログレファンにはお馴染みのレーベルです。とはいえ、プログレど真ん中といえるような作品はすくないといえるでしょう。