チリで活動していたジャズロックバンドBandhadaの唯一のアルバム。新作と思ってよく調べもせずに聴いていて、シンセの音とかチープ(いい感じの音なんですが)で80年代ぽいなあ、などと馬鹿なこと思ってたのですが1984年リリースなんでした・・・。発売レーベルMylodon recordsの紹介でキャメルやパット・メセニーあたりが引き合いに出されるとおり、軽やかでメロディアスなところが絶妙な魅力のジャズロックです。フルートが入っているのでシンフォニックな要素も感じられますが、逆にフルート抜きだと松岡直也か?ってくらいさわやかなフュージョンぽかったりもします。
活動期は1980年代前半で、このころ世界的にプログレ不況だったことを思うと、南米プログレがあなどれないことの証左のひとつ。チリのMylodon recordsも新人バンドの発掘だけでなくこういういい仕事をしてますね。
Bandhada|ディスクユニオン新宿ProgressiveRock館
Bandhada / Bandhada|Mylodon records Online Store(英語)
BANDHADA|run thru the wire
Bandhada / Bandhada|Mylodon records Online Store(英語)
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