ブレインチケット（Brainticket）の「Celestial Ocean」が3月に何度目かの出直しでCD化されました（バッジ付き）。グループはジョエル・ファンドルーゲンブロイク（Joel Vandroogenbroeck）の個人ユニットみたいなもののようで、本作は72年にリリースした3rdアルバム。その筋ではそれなりに高名な作品のようですが、私は初めて聴ききまして、これがまた、なかなか最近のロック界からは生まれにくいような、単にB級と斬って捨てられない薄気味悪い魅惑の音楽です。これ若いころに出会っていても、まったくのカス扱いしていたと思います。今日出会えたことに感謝。
呪術的で内容意味不明な男女のナレーション（ボーカル？）。時折シンフォニックでもあるスペイシーなシンセ群。怪しげなるリズム。脳にじわじわ浸透してくる感じでで憂鬱な朝の通勤にぴったり！ まったく気持ちよくないんですが、離れられないような・・・。
洗脳されそう。
