PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好きです。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌を集めてたり。最近は和モノAORやアイドルもよく聴いてます。twitter: @ProgRockAddict

ペンドラゴン2001年の名作「Not Of This World」

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ここのところサグラドばかり聴いていたせいか、洗練された構築美が心地よく、逆にいつもなら愛すべきB級モノが、ちょっと出来損ないっぽく聴こえてしまう気分が続いてました。そでで、洗練された構築美+抜群のメロディセンスということで、ペンドラゴン(PENDRAGEN)の全盛期の作品を久しぶりに聴いてみて、やはり、いいな、と。 1994年の「The Window Of Life」、1996年の「The Masquerade Overture」、そして2001年の「Not Of This World」の3作はどれもシンフォニックロックの王道を行く名作です。私はずっとペンドラゴンの最高傑作は「The Masquerade Overture」だと思ってきましたが、今回3枚を聴き返した結果、あえてどれかと問われれば完成度・洗練度の面から「Not Of This World」かな、と思いました。

このアルバムは、一番短い曲でも9分、他の4曲はすべて10分以上という大作志向ながら、ペンドラゴンならではの親しみやすいメロディと、ブ厚いながらも決して重苦しい感じのしないキーボードによるシンフォニックなアレンジが、聴く者を夢の世界に誘ってくれます。甘い・泣けるというプログレを聴く醍醐味のひとつをこれでもかと味あわせてくれるという意味ではやはり希少かつ孤高の存在ですね。

ジェネシスやキャメルからの影響は当然あるわけですが、予備知識や先入観なしにジェネシスやキャメルの初期作品とペンドラゴンのこの頃の作品を比べてどっちが好きかというと、私の場合はペンドラゴンの方が好きなくらい。

さて、そのペンドラゴンですが、結成が1978年ということで今年は30周年なんですね。いま、知りましたが、2005年以来となるスタジオアルバムの新作がリリースされたもよう。前作「Believe」が若干従来とは路線を異にする作品だっただけに、今度の新作がどうなっているのか、気になるところ。さっそく手に入れねば。