PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好きです。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌を集めてたり。最近は和モノAORやアイドルもよく聴いてます。twitter: @ProgRockAddict

PFM「幻の映像」

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泣く子も黙るPFM(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ Premiata Forneria Marconi)の名作「PHOTOS OF GOHSTS(邦題:幻の映像)」です。ピート・シンフィールドのプロデュースにより1973年にELPのレーベル、マンティコアからリリースしたPFMの世界デビュー作。1972年にイタリアでリリースした「Per Un Amico」をベースにした作品ということもあって、イタリアンロックファンの間では、オリジナルの方を高く評価する声もあるようですが、私自身はPFMで初めて聴いたアルバムであり、この作品以外を聴くのがずっと後になってからだったこともあって、いまでもPFMといえばこのアルバムです。イギリス以外で、しかもイギリスのバンドとは明らかにタイプの異なるプログレの世界を教えてくれた作品でもあります。とくに1曲目の「RIVER OF LIFE」は、シンフォニックロックのお手本とも言うべき完成度の高い曲。7分の曲ですが、もう終わってしまうのか、このまま20分、30分と続けて聴きたいのに、と思ってしまいます(その分凝縮度は高いのですが)。

25年くらい前に私が最初にこれを買った(横浜東口の新星堂でした)時、見開きなんで最初2枚組かと思い、片一方が袋状になってないんで不良品かと思いました・・・。

このアルバムはすでに何度もCD化されていて、昨年も確かK2 High Definition盤が出たばかりのような気がしますが、2月に、紙ジャケ、リマスター(たぶん去年出たのと同じ)、ボーナストラック(「Celebration」「Mr.9'till5」シングルバージョン)、SHMCDで再発されています。私の持っている盤はもっとも初期にCD化されたものなので、ボーナストラックにもひかれるし、買い換えようかどうしようか迷っています。しかし、罪深いもので、リマスター(PFMは昨年新しいのが出たばかり)、マニア心をくすぐるオリジナル盤を再現した紙ジャケット仕様(これまでと何が違うかわからないですがヨーロッパ式アナログディスク再現とか)、マニア泣かせのボーナストラック付きなどなど、好きなアルバムは永遠に買い替え続けなければならない罠が・・・。そして、最近はCDのディスクそのものの素材を変えることで音質向上が図られたというSHMCDなども登場して、決定盤と思ってたのにまた出た、みたいな。SACDとかDVD-AUDIOとか、そのうちBDとかも出るんでしょうか。レコードのオリジナル盤にこだわるのも、その後の再発を気にしなくて済むという意味では正しいのかもしれませんね。