ウクライナのシンフォニックバンドKARFAGENを率いるAntony Kaluginの別プロジェクトがSUNCHILDの、デビュー作「The Gnomon」に続いて2009年にリリースされた2ndが「The Invisible Line」です。KARFAGENがインストで本格シンフォの王道だったのに対し、SUNCHILDはボーカル入りのややポンプよりの作風。親しみやすいメロディからは80~90年代のムゼアの諸バンドを思わせる部分もあります。個人的にはKARFAGENの王道シンフォに軍配をあげますが、Antony Kaluginの多彩な活動には要注目です。