PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好きです。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌を集めてたり。最近は和モノAORやアイドルもよく聴いてます。twitter: @ProgRockAddict

センスオヴワンダー30周年記念ライブ@下北沢

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難波弘之率いるキーボードトリオ、センスオヴワンダーがバンド結成30周年を迎え、名古屋、京都、金沢に続いて千秋楽となる東京公演を21日に開催しました。先の3公演では京都在住の元メンバー田辺モットがゲスト出演していましたが、東京公演には予定されていた根岸孝旨、小室和幸に加え田辺モットも急遽駆けつけ、出演者6人のうち4人がベーシストというすごいライブになりました。もっとも、ベースは曲ごとの交代制で、ベース4人+ドラム+キーボードという超変則編成でのパフォーマンスはありませんでした(ちょっと期待していた)。

アルバムを聴いているとメンバーの違いによる差がそんなに大きいとは思ってませんでしたが、ライブでは今回の選曲や演出にもよるのでしょうが、それぞれ個性が出ていて面白かったです。バンドごとに発揮する個性を変えているプログレベーシスト、ジョン・ウェットンの所属バンドに無理やり喩えると、元々センスオヴワンダーの曲として書かれながら後に野獣王国の曲になった難曲「DIMENSION TRAVELER」をやった根岸孝旨のパートは、太陽と戦慄期キングクリムゾン的なヘヴィプログレ、続く田辺モットのパートも歌なしのインストでこれは前期のUK的なフュージョン風プログレ、ポップスバンドBOXメンバーでもある小室和幸のパートはエイジア的プログレポップと言う感じでしょうか。

ところで、2001年9月7日に開催された20周年ライブでは、ベーシストだけではなく、キーボード厚見玲衣、ドラム小森啓資らも参加したお祭りのようなライブで、とくに厚見玲衣とのツインキーボードによるライブは84年頃の限られた時期にしかやってなかったと思われるので、なかなか希少な物だったと思いますが、今回はMCによれば「歳のせいで物忘れがひどくなっており、厚見玲衣を呼ぶのを忘れた」のだそうです。ちなみの01年ライブは映像収録されVHS「2001:A WONDER ODDYSEY」としてリリースされています(同名のCDは内容は別)。

また、前回2010年12月のライブDVD+2CD+100ページ写真集のセット「Sense Of Wonder Live in 2010」が6/10に発売されることも発表され、早速予約も始まっていました。予約はこちら→ @nanba

セットリスト(祝!30周年 - 新散財日記 より)
1. ZINZI-WANA 
2. Lagrange Point 
3. グリーンレクイエム(メドレー)
4. 百花騒鳴
5. DIMENSION TRAVELER
6. DUNE
7. (オーヴァーチュア) パーマー・エルドリッチの三つの聖痕
8. 飛行船モルト号
9. (シャコンヌ)ブルジョワジーの密かな愉しみ 
10. ビッグ・プロローグ 
11. サイボーグ戦士ベガ 
12. Rain
13. AQUAPLANET
14. でも誰もいない ~骸骨を乗せた宇宙ステーション
15. 唇からナイフ
16. ドラムソロ
17. SLOW DOWN ~流れゆく愛 
アンコール
18. 夢中楼閣
19. ナットロッカー

メンバー
ベース:松本慎二(4-13を除く)
 4-6 根岸孝旨
 7-8 田辺モット
 9-13 小室和幸
ドラム:そうる透
キーボード:難波弘之

Sense Of Wonder ~30th Anniversary Live~ツアー日程
2011年5月6日(金) 名古屋 ell.FITS ALL ゲスト:田辺モット(b)
2011年5月7日(土) 京都 Live Spot RAG ゲスト:田辺モット(b)
2011年5月8日(日) 金沢 Million City ゲスト:田辺モット(b)
2011年5月21日(土) 下北沢 GARDEN ゲスト:小室和幸(b)/根岸孝旨(b)/田辺モット(b)

◇これまでのSense of Wonderライブレポート

映像は2001年の20周年記念ライブより

Hiroyuki Namba & SENSE OF WONDER with Rei Atsumi - ベアトリスの釵