PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

アコアスライブ@目黒ブルースアレイ

イメージ 1
10/22(土)に目黒のブルースアレイで開催された「SIBERIAN NEWSPAPER with アコースティック・アストゥーリアス」ライブに行ってまいりました。目当てはもちろんアコアス。シベリアン・ニュースペーパーの方はこれまで全く知らずYOUTUBEのCDプロモ映像だけみて良さそうだなくらいの印象でしたが、ライブもかなり素晴らしかったです。シベリアン・ニュースペーパーについては会場で購入したアルバムの感想とともに別に書きます。

さて、この日の会場となった目黒ブルースアレイですが、10年くらい前に古川兄弟(羅麗若)のライブを見たのと、数年前に「山下達郎抜き」の山下達郎バンド、ネルソン・スーパー・プロジェクトのライブを見たのに続く3回目。六本木のスイートベイジルやなんかと同様、しっかりお食事のできるライブレストランです。先月赤坂でやったエレアスのライブは9割以上男性客でしたが、この日はかなり女性比率も高く、アコアスだとそうなるのか?と一瞬思いましたが、シベリアン・ニュースペーパーが女性に人気のバンドのようで、女性客の大半はそっちのようでした(確証ないですが、もっともらしいですよね。やっぱりプログレは…)。

さて、一部アコアス、二部シベニューということで、まずはアコアスから始まったライブですが、私にとっては3年ぶり、春に新作を出して以降は初めて、曲も演奏も申し分なしということもありとても楽しめました。そういえば2008年に高円寺で観たアコアスはヴァイオリンは伊藤恭子だったので、テイセナ参加後のアコアスは初めて。エレアスで見慣れているとはいえフロントパーソンとして縦横にエレクトリックヴァイオリンの音色を響かせているのとは違い、アコアスではダブルフロントの筒井香織とのアンサンブルが魅力なので、やはりそれぞれ違った楽しみがあります。筒井香織はクラリネットとリコーダーを使い分けていましたが、リコーダーのフィーチャーされた「黄源の舞」や「ユハンヌス」が美しい曲で、こういうとあれですが音出すだけなら子供にでもできるリコーダーの表現力というのも意外に大きいななんて思ってました。ラストは80年代アストゥーリアスの1stの1曲目で、再結成アルバムにも収録された代表曲「流氷」、アンコールにはエレアスライブでも定番になっている「ディスタンス」と1時間強の演奏はあっという間でした。

<セットリスト>
1.レジェンド
2.黄源の舞
3.グローバルネットワーク
4.ホワイトルーム(クリームのカバー)
5.紅蓮菩薩
6.聲無き涙
7.キャッスル・イン・ザ・ミスト
8.ベタ・スプレンデス
9.ユハンヌス
10.ルカ組曲
11.流氷
アンコール
12.ディスタンス

※シベリアン・ニュースペーパーのアンコール曲「クオリア」に、大山曜と筒井香織が参加。

<メンバー>
大山曜(ギター)、川越好博(ピアノ)、テイセナ(ヴァイオリン)、筒井香織(クラリネット、リコーダー)

◇4曲目で披露したクリームのカバー曲が収録されたエリック・クラプトントリビュートアルバムへの参加の経緯
「Tribute to Eric Clapton」発売のお知らせ|アストゥーリアス公式サイト

SIBERIAN NEWSPAPER OFFICIAL BLOG セットリストも掲載

エレアス/KBB@吉祥寺スターパインズカフェ|PROGRESSIVE ROCK ADDICT(2010/3/28)



黄源の舞 Dance in Gold Highland / Acoustic Asturias