イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァルの4日目となる11/7のオザンナとPFMの公演に行ってきました。オザンナ、PFMとも with オーケストラということで期待に胸ふくらませて行ったわけですが、11/6の追加公演で平日ということもあり、客の入りはそれほどでもなかったのはちょっと拍子抜けではありました。しかも仕事がなかなか終わらせられず会社出たのが19時、チッタ到着が20時前という状況でしたが、前日観た方の情報からオザンナのバンド演奏は相当しょうもないと判断していたので遅刻してもあせらず済みました。実際オザンナのバンド演奏後半には間に合ったんですが、イタリア気分には程遠く、暇そうにしてる物販を冷やかしてました。
さてオザンナのバンド篇早く終わんねーかなーとか思っているうちにビールだけ進んでやばい状況でしたが、ちょっとの休憩挟んでいよいよミラノカリブロ9再現。これはもう、最初から涙出そうになりました。来て良かった。オーケストラというか弦楽器10人ほどとバンドの演奏で、私は左側(弦楽団側)にいてとっても楽しそうに弾いている弦楽団のお姉さま達を見ながら、それこそ「Canzona」に至っては本気で涙が出そうになってましたね。オザンナの現メンバーによる再現が良かったというより、この作品をバンド+生弦楽団でやると、こんなにも魅力的なのかということが、これでもかとわかった瞬間でした。30分の休憩を経てPFM with オーケストラ篇。オザンナの弦楽団だけでなく、金管・木管を加えて総勢20名ほどのオーケストラを従えての演奏。ステージを左右に分けてのパフォーマンスで、オーケストラの指揮者はいますが、全体の指揮をしているのが誰かはよくわからん状態で、オザンナでは笑顔で弾いていたお姉さま達も一転厳しい表情になってましたが、PFMの方も素晴らしかったです。恐怖の二人羽織ドラムとかも観れましたし、初期の名曲の数々をオーケストラで聴けたのも良かったですね。
ぜんぜん関係ないですが、今回のオーケストラってどうやって選ばれるんでしょうかね? 楽団ごと仕事で請け負ってるのか、一人ひとりが公募で集まってるのか。楽しそうに弾いている人そうでない人いたけど、楽しそうに弾くのが仕事なのか。第一プログレファンなのかそうでもないのか、とか考えると眠れません。
全4日間のプログレフェス、3日間参加し、チケット代だけで5万近くでしたが、春の祭りもあるらしいので期待したいところ。マクソフォーネ、ロカンダデッレファテあたりが来るならまた行きたいですね!
11/7
◇OSANNA
SETLIST
1:Palepoli intro
2:Fuje 'A Chisti Paese (incl. Animale Senza Respiro)
3:Mirror Train
4:Taka Boom
5:Il Castello Dell'es
6:Ce Vulesse
7:'A Zingara
8:Oro Caldo
9:L'Amore Vincera' Di Nuovo
10:In Un Vecchio Cieco
11:Vado Verso Una Meta
12:Solo Uniti
13:L'uomo (incl. Stairway To Heaven / Purple Haze)
14:Fuje 'A Chistu Paese (Part 2)
Milano Calibro 9
15:Prelude
16:Tema
17:Variatione V (Dianalogo)
18:Variatione VI (Spunti)
19:Variazione I (To Plinius)
20:Variazione II (My Mind Flies)
21:Variatione IV (Shumm...)
22:Variazione VII (Posizione Raggiunta)
23:Canzona (There Will Be Time)
24:Prelude (Reprise)
◇PFM
SETLIST
1:The Magic Flute - Overture (Mozart)
2:Dance Macabra (Saint-Saens)
3:Slavonic Dance op.46 No.1, C major (Dvorjak)
4:Romeo & Juliet (Prokofiev)
5:Russian Easter Festival - Overture (Korsakov)
6:Nabucco - Overture (Verdi)
7:River Of Life
8:Promenade The Puzzle
9:Dove…Quando…
10:Maestro Della Voce
11:Impressioni Di Settembre
encore
12:Suite Italiana : Sinfonia No.4 - L'ltallana (Mendellson) / E'Festa / La Dnaza (Rossini)
13:William Tell (Rossini)