PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

イタリア音楽専門誌「ムジカヴィータ・イタリア」創刊

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2013年3月にイタリア音楽専門情報誌「ムジカヴィータ・イタリア(Musica Vita Italia)」が創刊されました。

プログレもカンツォーネもイタリア音楽なのでそれらをひとまとめにするのは乱暴にも見えますが意外にそうでもなく、「イタリア人と日本人は音楽の中で琴線に触れるポイントが同じ(本号掲載の片山伸「イタリアン・ロック概要より)」には同意で、プログレだけでなく、マティアバザールやラウラ・パウジーニなどイタリアンポップスも大好きな私には貴重な日本語の情報源となってくれそうです。

創刊記念総力特集はプログレファンにも馴染み深いルーチョ・バッティスティ。3万字におよぶヒストリーやディスコグラフィなど日本の音楽誌で特集が組まれることはないだけに、日本語での最重要資料となることでしょう。

そのほか今号ではイタリアン・ロック概要(片山伸)やリッカルド・コッチャンテのインタビュー(来日公演していたらしい。。。)、連載「ラヴロックへの誘い(片山伸)」、「鍵盤の彼方の伊太利亜(難波弘之)」、「伊太利亜秘宝館(高橋理)」などプログレファンにも読みごたえある記事が多数掲載されています。

「ラヴロックの誘い」では記念すべき第1回で取り上げられた曲がダニエル・センタクルス・アンサンブル(DANIEL SENTACRUZ ENSEMBLE)の「哀しみのソレアード(SOLREADO)」という有名曲なのですが、ダニエル・センタクルス・アンサンブルのメンバーでこの曲の作者であるチロ・ダミッコ(CIRO DAMICCO)が好きなものでちょっと嬉しかったです。

6月末発売予定の次号は第2特集が「イタリアン・ロックの名曲100選」。特集以外にもイタリアンロックフェスティヴァル最終楽章のレビューなどを掲載予定とのことで、今後も楽しめそうです。

仕掛け人は、発行人にwww.italianmusic.jp片山伸氏、編集人はPiccola RADIO-ITALIAの磐佐良雄氏の2人。片山氏はイタリアン・プログレッシヴ・ロックの解説などでもお馴染みの方ですね。季刊発行ということでますますの充実を期待したいですね。

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