PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

ロイ・エアーズ&ロニー・リストン・スミス公演@ビルボード

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ロイ・エアーズ(Roy Ayers)が特別ゲストとしてロニー・リストン・スミス(Lonnie Liston Smith)を迎えておこなった日本公演を観てきました。2013年4月18日、ビルボードLIVE東京の2ndステージです。

キング・オブ・ヴァイブスとして知られるロイ・エアーズも、スペイシーなエレピが魅力のロニー・リストン・スミスとも、スピリチュアル・ジャズの著名アーティストでもあり、また近年クラブDJによって再評価されたレア・グルーヴの代表的アーティストでもあり、さらに言うと2人とも1940年生まれで公演時72歳であり、と多数の共通点を持っています。

公演は、最初30分がロニー・リストン・スミスがベースとドラムを従えてのトリオによる演奏(ロイ・エアーズ抜き)、続く30分ではロニー・リストン・スミスがいったん退出してロイ・エアーズ中心の演奏、そして最後に2人の共演によるステージという3部構成でした。

ロニー・リストン・スミスはアコースティック・ピアノとシンセで、エレピでなかったのはちょっと残念ですが、シンセ(YAMAHA MOTIF)のエレピの音は柔らかくて温かみのある音色でこれはこれでよかったかもしれません。往年の名曲を次々プレイしてくれ、いい感じで酔うことができました。

一方ロイ・エアーズは長いキャリアのなかでのいろんな立ち位置があるので人によって感じ方も様々でしょうが、今回の公演ではバンマス的な振る舞いで、ヴィブラフォーン(マレットキャット=ヴィブラフォーン風シンセコントローラ)の演奏はあまり聴けませんでした。観客は「Everybody Loves The Sunshine」あたりを最高潮として、終始ノリノリでしたので、そのへんは難しいところでしょうね。アンコールもないあっさりしたライブでしたが、まあまあ楽しむことができました。

おいしいビールを飲みながらの1時間半くらいで気軽に楽しめる、2ndステージは夜9時30分スタートなので平日でも仕事を気にしなくて済む、公演にもよりますがその日思いついてもだいたい入れる、とビルボード通いはやめられません。


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Lonnie Liston Smith - Expansions live @ Hideaway, Streatham, London Jazz Festival 2012