PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

4LDK=仙波基+宮本佳子(ジュラ)の癒しプログレ8cmCD

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2013年9月から毎月10枚、計30枚がリリースされる「プログレッシヴ・ロック・レジェンド・ペーパー・スリーヴ・コレクション」の購入特典「NEXUS/CRiME ANOTHER ANTHOLOGY」に仙波基と宮本佳子のプロジェクト4LDKが1988年にリリースした8cmシングルCDの全4曲が収録されるようです。

プログレの8cmシングルCDというのも珍しいと思いますが、そのフォーマットが災いしたか、単に内容的にプログレど真ん中でないからかはよくわかりませんが、これまで再発売されてこなかった作品です。

4LDKは、平山照継のソロプロジェクトTERU'S SYMPHONIA(テルズ・シンフォニア)や自身のバンドPALE ACUTE MOON(ペイル・アキュート・ムーン)で活躍したキーボード奏者・仙波基と、STARLESS(スターレス)のボーカル・ジュラこと宮本佳子のコンビ。

壮大なシンフォニックプログレのキーボードと、プログレハードの女性ボーカリストが組んだ異色作で、仙波基の打ち込み中心のトラックに、このプロジェクトでは全然ハードロックっぽくない宮本佳子の清涼なボーカルが重なるシンプルな癒し系サウンド。キングのプログレレーベル「クライム」からのリリースで、フルートで宮武和広がゲスト参加するなど、プログレ的演出は十二分ですが、ヴァージニア・アストレイ風と評されることもあるとおり、純粋に音だけ聴くとプログレとは言えないかもしれません。プログレファンにはアピールするところはあると思います。私は結構好きで今でも時々聴きます。

なお、「プログレッシヴ・ロック・レジェンド・ペーパー・スリーヴ・コレクション」の購入特典は全3種あり、他の2種は「FOUR FRIENDS 秘蔵LIVE音源」と「DADA 秘蔵LIVE音源」だそうです。5枚購入ごとに1種もらえるようなので3種もらうには最低15枚買わないとですね。


◇4LDK / 4LDK for LDK(キング CRIME K13Y-20013、1988年)
1.4LDK
2.Opus 2
3.Spring song
4.Music for plants

4LDK:
仙波基
宮本佳子 (Vo) 

ゲスト
宮武和弘 (Fl)
Higa Yasuhisa(G)
Matsumoto Kouji(Kb)
井上靖(B)


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 ※仙波基氏ご本人からのコメントがあります!