PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

アグネス・チャンとタケカワ・ユキヒデのコラボ第2弾「ABC AGNES」

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1979年4月にゴダイゴとのコラボでプログレの名盤ともいえる「AGNES IN WONDERLAND 不思議の国のアグネス」をリリースしたアグネス・チャンは6月にベスト盤「THE BEST OF AGNES CHAN」のリリースを挟んで早くも8月にはオリジナルアルバム「ABC AGNES」をリリースします。
 
「ABC AGNES」は、副題が「聴きながら楽しく学べるアグネスの英語教室」というだけあって、「ABC」やら「123」やら子供向けの曲もたくさん入った企画盤という趣です。ゴダイゴ全面サポートの一大コンセプトアルバムに仕上がっている前作「不思議の国のアグネス」とは比べようもないのですが、全曲タケカワユキヒデ作曲で、すべてが英詞の作詞にはやはり前作同様奈良橋陽子が参加。演奏は「NOBORU KIMURA BAND」とのクレジットのみですがミッキー吉野が参加という情報もあり、前作に続くゴダイゴとのコラボ第2弾とも呼べる作品になっています。
 
「カヴァーを除き全ての楽曲を奈良橋陽子、タケカワ・ユキヒデ、ミッキー吉野も参加というゴダイゴ・フィーチャリング・アグネスな隠れ傑作!」「本領発揮の英詞によるアグネス流ソフトロック/和モノ・バブルガム・ポップ。」といった中古レコード店の紹介文を見ると期待がかなり高まってしまいます。実際、涙なしには聴けない「Mr.Clown」を筆頭に「Up and Down and All Around」など名曲も収録されており、そのほかの子供向けの曲も含めて決して退屈することはありません。現在未CD化のため、CD化が待たれますね。
 
ちなみにアグネスは同年11月さらに「美しい日々」、12月に「美・美の四季」、翌1月にも「COUNTORY ROAD」と、1年でベスト盤含め6枚もアルバムを出していましてそれはそれで驚きです。