
2013年もあと残りわずかということで極私的にプログレを振り返ります。まずは2013年新作編。
ストレンジデイズ2月号の小特集「21世紀のプログレッシヴ・ロック 2013」の祖父尼淳さんの記事によれば2013年は「充実の傑作豊作年」とのこと。私の今年約250枚購入したCD・DVDやレコードのうち2013年発表のプログレ系新作は60枚ほどですが、ベスト5は以下の通り。
・BIG BIG TRAIN / ENGLISH ELECTRIC PART 2
・VERMILION SANDS / IN THE SPIRIT OF THE AIR
・ZLETOVSKO / ZLETOVSKO
・CAMEL / THE SNOW GOOSE '13
・上原ひろみ / MOVE ライブ・イン・東京(DVD)
ジェネシスフォロワーのBIG BIG TRAINは8作目にしてこれが最高傑作でしょう。今年私が最も聴いたアルバムです。ジェネシスが昔のまま今もいたらきっとこんな風な現代プログレの名作を作っていたことでしょうね。VERMILION SANDSは厳密に新作ではないですが新曲も含んでおり涙なしには聴けない内容。ZLETOVSKOは吉田達也らベテランメンバーによる驚異のデビュー作。CAMEL復活はうれしい限り。上原ひろみは2012年のライブを収録したDVDですが限定販売だったもようである意味残念な商品です(もっとたくさんの人に聴いてほしい)。
ストレンジ・デイズのベスト10にも入っていたTHE FLOWER KINGSの新作のほか海外勢ではRENAISSANCE、IONA、JEAN PASCAL BOFFOの新作なんかもありました。国内勢ではKBB、YUKA & CHRONOSHIP、難波弘之らの新作がどれもよかったですね。