ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・フェス2014

2014年3月29日にプログレの聖地、川崎はクラブチッタにて「ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・フェス2014」が開催されました。

出演は、出番順に、ムーン･ダンサー、ステラ・リー・ジョーンズ、ユカ＆クロノシップ、難波弘之＆センス・オブ・ワンダー、新月、ノヴェラ2014。

ムーンダンサーは5月の単独ライブ（ゲストはタキオンw）が決まり、今日の希少性はやや薄れはしたものの、再結成後2度目とは思えない素晴らしい演奏を聴かせてくれました。キーボードのお城も、ウツボカズラドラム（倒産したNORTHというメーカーのもの）も健在。恐らくはセットの入れ替えの都合上でしょうが、4人がステージ最前列で横一列で演奏てのも新鮮でした。

続いてのステラ、ユカクロはこのメンバーで数多くのライブをこなす現役バンドだけあって、安定感あるパフォーマンス。ノヴェラや新月を見に来たお客さんたちへの良いお披露目になったことでしょう。

新月は、ライブとしてのまとまりはちょっとものたりなかったものの、短波ラジオ奏者の直江実樹や、ボーカルに五十嵐久勝、上野洋子らをゲストに迎え、今夜限りの意外さ、新鮮さが感じられました。上野洋子ボーカルはいい感じかも。

センスオブワンダーも現役ライブバンドとしての風格を見せつけてくれました。いつものライブハウスより大きな会場ながら、たった3人で出しているとは思えない厚みのある音が迫るスリリングなライブでした。センスオブワンダーは今回ゲスト扱いなのですが、それがなぜかは結局わからず。密かに期待していた、厚見玲衣が飛び入りしてツインキーボード時代の作品「真幻魔大戦」をやるというのは、残念ながらなかったです。

本公演はライブレコーディングされ、3枚組CD（予価4500円）としてリリースされる模様なので、あとから感動を追体験できますね。

20日のプレイベントでプロデューサーの岩本晃市郎氏が「3年越しの計画」と明かしていましたが、日本のプログレバンドだけのイベントとしては近年ない規模で多くの苦労もあったと思われ、出演したアーティストのみならず、スタッフの皆さんにも感謝。次回があることを期待しています！

◇参加者の感想

ジャパニーズ・プログレ・フェス 2014｜音・夢・譜（2014/4/3）

ムーンダンサー｜ステラ｜ユカクロ｜新月｜SOW｜NOVELA｜ひよりの音楽自己満足

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JAPANESE PROGRESSIVE ROCK FES 2014(3/29 at 川崎CLUB CITTA)｜SILENT MADNESS（2014/3/30）

◇「ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・フェス2014」公演概要

日時：2014年3月29日（土）15時開場16時開演（22時30分頃終演）

会場：CLUB CITTA'

前売：￥9,800

出演：

・MOON DANCER