PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

スポックス・ビアード(SPOCK'S BEARD)初来日公演@恵比寿リキッドルーム

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スポックス・ビアード(SPOCK'S BEARD)が初来日し、2014年5月9日梅田AKASO、10日恵比寿LIQUIDROOMと2公演を行いまして、私は10日の公演を観てきました。
 
個人的であるのですが、イエスやジェネシスを源流に持つポンプロックの現代版で、歌メロが良い壮大なシンフォニックハードプログレというのがツボで、フラワーキングスやトランスアトランティック、ビッグビッグトレインなんかと並んで好きなバンドです。
 
92年結成ということで20年以上のキャリアを誇るベテランバンドですが、70年代メジャーバンドと比べるとプログレファンの知名度も大きく劣り、個人的には集客を心配してたのですが、指定、立ち見とも当日券は出てはいたものの、客の入りはまずまずといったところで一安心。
 
2013年リリースの最新作「Brief Nocturnes and Dreamless Sleep 」の曲を中心に2時間ほどのライブ。親しみやすい歌心あるメロディアスなプログレサウンドを、時にアグレッシヴに時にエモーショナルに聴かせてくれました。
 
最前列でギターのアラン・モーズの真ん前で演奏を聴いてまして、楽器や奏法などに詳しくないのですが、アルバムではキーボードと思ってたフレーズがギターだったり、その反対とかもあって、面白かったです。あとアラン・モーズって指弾きでかつ人差し指の背側(爪かな、でも爪は短かったけど)で下に弾いているように見えましたけど、こういう弾き方もあるんですね。
 
最初期からのメンバーである奥本亮のキーボードは、アレンジもパフォーマンスもバンドの要。演奏以外でも、キーボードの上に乗っての演奏などいろいろ見せてくれました。
 
いまだに撮影や録音を禁止するライブが多い中、今回のライブは撮影録音もその後の公開も自由でしたし、当日購入者限定で行われることの多いサイン会も当日購入者以外も対象と、ファンサービスで差を見せつけた気もします。
 
業界的なところはよくわからないのですが、プログレバンドなのにプロモーターが大手のSMASHだったり、あとたぶんいつものチッタとは客層がやや違ってた気もするんですが、スポックスビアードってプログレ文脈以外で人気あるんですかね?トランスアトランティックもドリームシアター人脈でプログレファン以外も興味持つだろうし、来日したりしないかな、とひそかに期待。
 
◇SPOCK'S BEARD来日公演
<日時・会場>
2014/5/9(金)19:00 梅田AKASO 
2014/5/10(土)19:00 恵比寿LIQIDROOM
<メンバー>
Dave Meros(B)
Alan Morse(G)
Ryo Okumoto(Kb)
Jimmy Keegan(Dr)
Ted Leonard(Vo)
<セットリスト(10日)>
1.Something Very Strange
2.Crack The big Sky
3.Walking On The Wind
4.Hiding Out
5.On A Perfect Day
6.Submerged
7.Afterthoughts
8.Wating For Me
9.Distance To The Sun
10.Go the Way You Go
encole
11.The Lights
 
◇SPOCK'S BEARD 公式FACEBOOKtwitterYOUTUBE
 
SPOCK'S BEARD JAPAN TOUR 2014 初来日公演 (May 10, 2014 @ EBISU LIQUID ROOM)|JoshoのDaylight~時へのロマン~(2014/5/12)
スポックス・ビアードの歴史|The Flower Kings Fanclub Web