PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

難波弘之 SENSE OF WONDERライブ@下北沢GARDEN

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難波弘之率いるセンス・オブ・ワンダーの2014年ライブツアー最終日6月19日下北沢GARDEN公演を観てきました。3月のジャパニーズ・プログレッシブ・ロック・フェス以来約3か月ぶり。
 
SOW史上最長となるこの3人でのライブはもともとハイレベルで安定していて、外れのないバンドですが、6月5日の仙台公演を皮切りに博多、大阪、名古屋ときて5公演目ということもあってか、今回はいい感じに力の抜けたライブでした。
 
演奏曲は昨年リリースした最新アルバム「Childhood's End」からの曲が最多で、ショルダーキーボードでの演奏も見られた「オペラ座の怪人」ほか初期作品からもまんべんなく選ばれいつも通り楽しむことができました。
 
前日SF作家ダニエル・キイスの訃報が伝えられていたこともあり、デビューアルバムの1曲目に収められた「アルジャーノンに花束を」の演奏があるかと期待したのですが、残念ながらありませんでした。もっとも全曲がSF作品のオマージュとなっている1stアルバムで、原作者で存命なのは「リングワールド」のラリー・ニーヴンくらい。これまでライブのたびに追悼をしていたかというとそうでもなく、「アルジャーノンに花束を」はたまたま私が原作も曲も好きだったので勝手に期待した、ってだけですね。
 
多忙なメンバーのスケジュールの関係もあって、SOWの次回ライブは来年以降になりそうとのこと。難波弘之は山下達郎のツアー(Maniac Tour)やザバダックのプログレナイトに出演予定。ケンバン★マンはでYMOのカバーをやったりするそうですよ。
 
セットリスト
1.来るべき世界
2.虚無回廊
3.メッセージ
4.オペラの怪人
5.Ultra Q
6.夏への扉
7.今夜限り世界が
8.でも誰もいない~骸骨を乗せた宇宙ステーション
9.夢せぬ夢を
10.迷える箱舟
11.16世紀の空想少年
12.SLOW DOWN~流れゆく愛
13.DUNE
アンコール
14.夢中楼閣
15.ナットロッカー
 
1,2,5,7,8 : Childhood's End~幼年期の終わり~
3 : 飛行船の上のシンセサイザー弾き
4,9 : ブルジョワジーの秘かな愉しみ
6 : SENSE OF WONDER
10,11,12 : N氏の天球儀
13 : AQUAPLANET
14 : PARTY TONIGHT
15 : SYNPHOBEAT
 
2014年
6月 5日(木)19:00 仙台LIVE HOUSE enn 2nd
6月10日(火)19:15 博多Gate's 7
6月11日(水)19:00 大阪knave nave 12th Anniversary
6月12日(木)19:00 名古屋ell.SIZE
6月19日(木)19:00 下北沢GARDEN
Sense Of Wonder : 難波弘之(Kb) / 松本慎二(B) / そうる透(Dr)
 
◇ライブレポート
Sense of Wonder 2014 ~ Manhood's Middle ~|新散財日記(2014/6/20)
 
 


Sense Of Wonder - SLOW DOWN