PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

ポストロックかプログレか?融解建築ライブ 2014年8月26日 沼袋サンクチュアリ

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2014年8月26日、沼袋サンクチュアリで開催された烏頭(uzu)と融解建築のライブを観てきました。烏頭のレポートに続いて融解建築のレポートです。
 
融解建築は、2009年に京都で結成されたグループ。公式サイトによれば「多次元ロックを標榜し、複雑なリズムと構成の中に、踊れるビートと歌えるメロディーを織り込む」と表現されてます。CD4枚とライブDVDをリリースしていますが私は作品にはもこれまで触れたことはなく、フルート入りプログレバンド、という予備知識のみのほとんどまっさらな状態でのライブでした。
 
この日演奏された曲は、複雑怪奇な展開も含む難曲と思われますが、華やかなフルートや同じく柔らかなタッチのキーボードの音色とフレーズがすっと入ってきて聴きやすいとさえ思ってしまいました。演奏は冷静かつ正確なもので、溢れるパワーがほとばしる烏頭と対照的に、秘めたる情熱が感じられました。初めて聴く曲ばかりだったわけですが、完成度も洗練度も高い曲の数々にすっかり魅了されました。
 
本当にどうでもいいことではあるのですが、これは(狭義の)プログレなんだろうかという疑問がわいてきました。シルバーエレファントやサンクチュアリでライブやってるので(狭義の)プログレファンが集まってるように見えましたが、ジャズや現代音楽、あるいはクラブ系やポストロックのファンにもアピールしそうだなと。
 
と、2010年1月のデビューライブ直前に書かれたブログをみると「プログレとポストロックを足して2で割って現代音楽やトランスやフュージョンのエッセンスを振り掛けたような音楽を目指してるつもりですが、プログレ成分過多」とあり、なるほどその通りと、ハラオチしたところです。
 
とても気に入ったのでCDやDVDも購入し、またライブにも行こうと思ってます。
 
<セットリスト>
1.Elfenbeintum
2.Morpho Theseus
3.Sinobius Orientalis
4.The Old Man In The Sea
5.Redshift
6.Sh?drakarman 
<en>
7.Perigee
 
◇融解建築  公式FacebooktwitterblogSoundCloud
メンバー
・坂本楽(Fl)
・丹波栄仁(G)
・高橋岳信(Kb)
・秋田 慧(Dr)
・辻浩季(B)サポートメンバー
 
◇参加者によるレポート
 
 
 

 

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