2014年はプログレ中心に26回ほどライブに行きました。その中であえてベスト5を選びます。
(1)マリア観音(12月17日@新大久保アースダム)
(2)アイオナ(3月6日、7日@O-WEST)
(3)上原ひろみ(12月6日@東京国際フォーラム)
(4)スポックス・ビアード(5月10日@恵比寿リキッドルーム)
(5)ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・フェス 2014(3月29日@クラブチッタ)
(2)アイオナ(3月6日、7日@O-WEST)
(3)上原ひろみ(12月6日@東京国際フォーラム)
(4)スポックス・ビアード(5月10日@恵比寿リキッドルーム)
(5)ジャパニーズ・プログレッシヴ・ロック・フェス 2014(3月29日@クラブチッタ)
マリア観音は純然たるプログレかはともかくとして映像で見ても凄いライブを初体験できて感動しました。中心人物である木幡東介の個性によるところが大きいとはいえ、ライブはソロではなくバンドの方がはるかに存在感があって次があるなら見逃せないです。アイオナは13年ぶり2度目の来日ですが、前回を見逃しただけにまさに待望。前夜祭含めて3日連続で行ってしまいました。上原ひろみはアンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスの鉄板トリオでのライブで、安定感抜群の円熟の完璧なライブ。初来日のスポックス・ビアードは演奏の熱さだけでなくフレンドリーなライブで待ちに待った甲斐があったというもの。ジャパニーズプログレフェスは、初開催に大きな意義あり。日本のプログレ界やプログレファンのすそ野をますます広げる意味でも今後も継続開催が望まれます。
他にも、新作リリースに合わせて封印したと思われていたプログレライブを敢行したモルゴーア・カルテット、初の単独来日ツアーでファンを感動の渦に巻き込んだムーン・サファリ、結成40周年記念ライブとなったケンソー、昨年再結成を果たしたムーンダンサー&タキオンの奇跡再びのライブ、3年目にしてライブアルバムリリースもされたザバダックのプログレナイトなど、印象に残ったライブは他にも多数ありました。
行ってないのですが、日本初開催の「ROCK in OPPOSITION JAPAN 2014」や、PFM、YESの初期名作アルバム完全再現ライブ、アストゥーリアスが日本人アーティストとして初参加した「Cruise To The Edge 2014」など、ユニークなプログレライブのプログラムが多数開催されました。
いろいろもりだくさんで、プログレ界においてもライブエンターテインメントの存在感が増していることが実感できる一年でした。来年2015年も来日関係ではUK最後のライブや、2011年から延期になっていたホークウィンドのライブが決定しているほか、キャメルあたり来ないかなーなんて、いまから楽しみな1年になりそうです。