PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

プログレファンは重実徹のオルガンを聴け

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Nelson Super Projectのオルガンの大曲「Dadly」の作曲者で、同曲で難波弘之との壮絶なキーボードバトルも聞かせてくれるのが重実徹です。でも一般的には山下達郎やチャゲ&アスカ、kiroroの作品に参加しているアレンジャー、キーボードプレイヤーとして有名な方かもしれません。

その重実徹が2000年に発表したいまのところ唯一ソロアルバムが「Organ J」です。ジャズの作品として制作されたもので、もとよりプログレを目指したものではないですが、ハモンドを自在に操るキーボードの腕前や、幅広い音楽性をもった楽曲、アレンジ、演奏などはプログレファンにもきっと満足いく内容でしょう。ハモンドの音よさを改めて感じさせる内容でもあります。

自作3曲と、ウォルター・ワンダレー、アース・ウィンド&ファイア、プロコルハルムのカバー3曲の計6曲収録。カバー曲も意外なアレンジが魅力的ですが、型にはまらないオリジナル曲も秀逸です。次はNelsonの「Dadly」のような曲を集めたプログレアルバムに挑戦してほしい気がします。