PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

エレアス新作発売記念ライブ@赤坂グラフィティ

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9月3日赤坂のライブハウスGRAFFITIにて、エレクトリック・アストゥーリアスの新作「Fractals」の発売記念ライブが敢行されました。 新作っていうか1stアルバム、デビューアルバムですよ。

アストゥーリアスは、大山曜が率いるプロジェクトで80年代にキングレコードからアストゥーリアスとして3枚のアルバムをリリース後、長い沈黙を経て2004年にアコースティック・アストゥーリアスとして復活しました。アコアスではライブとアルバム両方やってたのですが、80年代アストゥーリアスの続きはマルチ・アストゥーリアスとしてアルバムのみ、ロック編成のエレアスはライブのみ、というのがこれまでだったのですが、ついにというかようやくというか、エレアスのアルバムがリリースされたのです!(一般発売は9/4ですが本日のライブ会場でも先行発売されておりました)

アルバム制作に注力するためライブはちょっとご無沙汰でしたが、その新作を引っ提げてのライブということで期待も高まります(もっともアルバムは今日会場で買ったので聴けてないのですが)。冒頭ヴァイオリンの音が出ないなどのトラブルもあったものの、これまでのライブでもお馴染みの「ダブルヘリックス」、新曲「時を支配する人々」、アルバム収録の大曲「組曲・フェイト」等々、スリリングな難曲を次々こなし、アンコールはこれまたお馴染みの「ディスタンス」で締め、1時間強くらいのライブではありましたが、大変素晴らしい演奏でした。

やっぱアストゥーリアスは現役最強バンドだと思います。

アルバムの話はじっくり聴いてからまた今度。

ちなみに本日の対バンは大阪のバンド、ラウンドハウス。「70's WEST JAPANESE ROCK SCENE」に収録されている「人造人間」が奇抜な曲展開・アレンジが結構好きなのですが、再結成後はもう少しマイルドというか洗練された感じでした。ドラムレス(プログラミング)ながら、ヴァイオリン、サックスがメンバーにいて、なんとダンサーがステージを所せましと踊る演出もあってなかなか新鮮でした(プログレバックにダンスですよ!)。

◇エレクトリック・アストゥーリアス
  平田聡(Guitar), テイセナ(Violin), 川越好博(Keyboard), 田辺清貴(Drums), 大山曜 (Bass)
◇ラウンドハウス
  加藤正之(Guitar), 上村義昭(Bass), 井上歓喜(Sax), 井高寛朗(Pf), YURIE(Violin)




DoubleHelix / Electric Asturias "Fractals"